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雑記:2020年を言語化する(後半)

思えば、2020年は振り返る時間を持たなかった。今一度、自分が何を映していたのか再生してみる。

↓前回の続き

7月|引きこもりもひと段落して、外に目が向き始めた

・描いていた絵が完成した


・考えが及ばないので、身体に方向性を問うていた。


・みんな何かし始めたから発信を始めようというモチベーションだと、結局「何かしたいだけ」になる気がしてじっと絵を描いていた頃。


・2つ目の絵を描き上げた頃。


・KaMiNG SINGULARITY2がとてもよかった。


・人生初、AIと間違われる。


・自信を持って発言する人を最近見ていないなぁと思い始めた頃。


***

8月|混沌の侵入とそれぞれ違う日々を暮らしていることへの実感

・この先どうしようという連絡と、最近充実して仕方ないという連絡を交互にもらっていた頃。


・突然大量の仕事の依頼を受けて、わけがわからなくなり始めた頃。


・これまで引きこもっていた反動で、とにかく狂ったように仕事をした。

***

9月|ニューノルマルと風の時代の予感

・8月の余波で調子がいい。


・時間の感じ方が変わっていった。今週、先週あたりの記憶が薄くなっていった。zoomで細切れになった時間割を朝から順番にこなしていく生活をしていた頃。


・いっそこれまでの常識を全部忘れてしまった方が、よい世界になるのではないかとすら感じてた頃。


・これまでのあたりまえ・これまでのあたりまえからは考えられないような仕事や物事の進み方を体感して、異常事態ハイになっていた頃。この流れに乗れば見たことのない景色が見られるのではないかと期待していた。

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10月|一区切り、そして新しい時代の香りと共に多元世界が到来する

・仕事しすぎハイ。


・母上入院。忙しくてもみくちゃになりながら病院へ。


・そろそろおうち時間からの反動の効力が切れる頃。


・全部やり切ってマイペースを取り戻すことを決意する。


・双生、un-synchronizedというキーワードで、人間はもはや同一タイムラインにいないことに衝撃を受ける


・二分化の時代が終わりをつげ、多元的なレイヤーを行き来する運動こそが今と呼ぶにふさわしいのではないかと思いだす。


・追い打ちをかけるように、多元人生化を助長するようなゲームやイベントに出会ったりする。同時に丁寧に好きなものに囲まれて生きようと思い立つ。


・ていねい、がテーマになってきた。やり散らかすのはもう終わりだ。

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11月|外の世界への渇望とアンシンクロナイズドハピネス

・完全に一人一人違う世界を生きていると確信する。


・みんな一つのことを見ているようで、実はバラバラという光景への興味が増す。


・アプリ「Telepath」をつくりはじめる。まずは身近な人に声をかけてキーワード集めから。


・思いついたそばから、発信するスタイルじゃなくて、ある程度時間をとって開発してから外に出してみる手法をとってみる。


・みんなでやることにこだわりすぎている。私の夢は私が追わないといけない。


・よくあることだが、脱皮することにした。


・作ること、作り上げることに躍起になっていたけれど、


・思い通り、なんて興味を無くした。進んでいればいろいろ起きる。どうなるかなんて出会った人同士でそこでじゃんけんして決めればいい。全部肯定してみる。


・わたしの想像力の部屋の窓ガラスをぶち壊して、風をふきこませてくれる何かとの出会いを希求する。


・物理世界側の人たちと沢山コミュニケーションをとったら、ちょっと疲れたのでまた引きこもることにした。

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12月|デジタル世界にいりびたり、この地をすみかとせんとす

・電車好きが高じて、電車のことばかり考えていた。駅って、出ては入っていく循環のただなかに佇む感じが心地よい。


・このタイミングでRasberry Piを手に入れる。テクノロジーははさみとのりみたいなもんなんだろう。使えるとできることが増える。


・語呂合わせ、数字の力、たまに使って節目を作る。なんかひっくり返して価値観逆転したい気分だったんだ。


・たくさんの方々の想像力を集結したアプリ「Telepath」完成。個人の枠を取っ払った、集合人格で構成された環境世界の顕在化に成功。


・この時点で、すっかり2020年おつかれさまという気分になっていた。


・想像の世界が物理世界を経由せずに、デジタル世界に輸出される。レイヤー状のパラレルワールド。奪い合う必要のない想像経済の開拓を進めよう。


・みんな風の時代って言うようになってきた。何かが変わるぞ変わるぞという機運が高まっていた頃、自分はというと凪いでいた。


・真剣に遊んでていてもみんな何も言わず見守っている。資金が回ってこないような分野の研究にいそしんで、形になったころに社会との接点を見つけて接続させる、そんなことをしたいと思った。


・今年は、セーブされないゲームデータのような年。その間に、何を見ただろう、何を感じただろう、どれだけ脳のしわが増えたのだろう。どの光景が未来に作用するのだろう。そんなことを考えながら2020年は幕を閉じた。


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「Reset.」

Hello 2021!

著:サカキ

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