【漫画エッセイ】母が大動脈瘤破裂で運ばれました【episode04|発症〜入院ダイジェスト(1)】
■こちらのシリーズの続きです■
こんにちは。清水楚央です。母の大動脈瘤破裂の症状の発生から緊急搬送、手術、そして入院までをダイジェストで描いてみました。
<余談あれこれ>
大動脈瘤破裂は、自覚症状が少なく本当に突然症状が出るようですね。
後日談で、母に聞いたところ『何かがほとばしる感じ』はほんっとうに痛くて、バタバタ暴れるくらい痛かったそうです。
今考えると、この時にもう大動脈瘤が「破裂」していたんじゃないかなぁと思います。
補足説明すると、この時母は祖母の家(普段は祖母と叔父が住んでいる)にいました。祖父が旅立ってから、週に2日くらいは祖母の家に滞在してお喋り相手になって、それ以外の日は自分の家(母と父が住んでいる)に帰るというスタイルで生活をしていました。
ちょうど祖母に頼まれた宝くじを買いに、イオンに自転車で行って、帰ってきた直後に「うーん、捻ったかなぁ」となったそうです。
捻ったとか、食べ物にあたったとか、腹痛の原因をあれこれ考えてみたらしいのですが、まさか大きな病気だとは本人は思いもしなかったとのこと。
母よ、
これで「筋肉痛かなぁ?」とか言っていたら末期ガンだった父を笑えなくなりましたねw
母はずっと「もうお父さんったら困っちゃうのよ。ガンと筋肉痛の違いくらい普通気づくわよねぇ(´ー`)」と言っていましたが、今回なんかおんなじ感じになっていて、ほっこりしました。
父よ、ガンはサロンパス貼っても治らないのだよ。
(父の方の話ももし需要あったらそのうち描きます。)
本当に我が家はネタの宝庫のようです。
そしていつも深刻になりきれません。どこか大切なネジが抜けているのか、全て笑い事か、「人生のチャンスだ!」になってしまいます。
きっと、どうやって物事を捉えたら、一番ハッピーになるのか考えているからだと思います。
思い悩んだテンションでも、呑気なテンションでも、起きていること自体は変わりませんから。好きに思えばいいんですよね。悩んだって病気は治らない。
そして父もホルモン注射打ちながらまだ生きています。
この「食あたりかと思ったら大動脈瘤」エピソードを聞いて、ホント似た者夫婦だなと思いました。
人はその時が来るまで、自分がまさかそんな病気になるとは思わなかったと言うというのは、実際多くの人がそうなのかもしれませんね。
それでは発症〜入院ダイジェストは続きます。よろしくどうぞ!
清水楚央
→次の話【Episode05|発症〜入院ダイジェスト(2)】
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