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OH!へんろ。親子の88か所巡り(85番札所): 五剣山 八栗寺(香川県)

わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。

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今日の煩悩:

私がいま実験をして統計的に分析をして、アメリカの雑誌に投稿した論文の内容をほぼほぼ、それも簡潔に述べている文章に出会ったので、もう、そのまま引用して、今日はおしまいとします。以下引用。

「ただ、人間の営みというのは本質的に集団的なものであって、集団全体のスキルを上げて、知性を活性化し、感情を豊かにして、集団としての生きる力を高めることが、生き延びる上では必要ということを確認すればいいんです」

「『自分さえよければ、それでいい』という自己利益だけを追求して、周りを競争相手として排除してゆくような生き方をするより、集団全体のパフォーマンスを底上げするほうが自己利益を安定的に確保できるという、ごくごく当たり前の事実を思い出してほしいんです」

「先行世代から受け継いだ言語や宗教や伝統文化を後継世代に手渡す、『松明を引き継ぐ』という物語を、みんなが受け入れてくれるとありがたい」

内田樹『街場の共同体論』潮出版社より

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御詠歌:

 煩悩を胸の智火にて八栗をば 修行者ならで誰か知るべき

本尊:

聖観世音菩薩

創建:

天長6年(829)

真言:

おん あろりきゃ そわか

歴史:

縁起によれば、天長6年、弘法大師が五剣山に登った時に、五振りの剣が天点を、山の鎮守蔵王権現が現れました。そして「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので、大師はそれらの剣を山中に埋め鎮護とし大日如来像を刻み五剣山と名付けられたそうです。

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所在地:

香川県高松市牟礼町牟礼3416

駐車場:

あり(無料)

公式HP:

ケーブルカー:

八栗寺はお遍路の中でも子どもたちのテンションが上がるお寺のひとつです。もちろん歩いて登ってもOK!

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讃岐うどん:

やっぱり、お腹がすいたら讃岐うどん。

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