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宇宙服

NASA、新型宇宙服を発表
 米航空宇宙局(NASA)は15日、新しい宇宙服2種類を発表した。米国は2024年までに再び人類を月面に着陸させる「アルテミス計画」を進めている。
月の南極への着陸時に着用する宇宙服は「xEMU」と呼ばれ、宇宙船のように宇宙飛行士を保護するという。色は赤と白、青が使われている。
もうひとつのオレンジ色の宇宙服は宇宙船の打ち上げや大気圏への再突入の際に着用し、熱から宇宙飛行士を保護するという。(CNN)

最近宇宙計画のニュースを散見するようになった。

科学の発達による嬉しいニュースと受け取るか、経済破綻を目前にして無駄な大量消費を喚起して経済の活性化を図っているのか意見が分かれるところだ。

昔は経済破綻を乗り越えるために戦争を起こした。荒っぽい方法であるが、負債を敗戦国に押し付け、賠償金を取り立てるやり方だ。

無駄な消費財(兵器)を大量生産して、同時に大量消費する効率的な経済行為だ。ただし、弊害が大きすぎる。

宇宙開発は莫大な費用を消費できる。経済効果は十分に行き渡る。

NASAが発表した「アルテミス計画」は興味をそそるが、宇宙服は本当に作れるのだろうか?

ISS 内での線量当量★は 1 日平均約 1mSv★という値が計測されているが、一方、大型の太陽フレアが起こった場合の地磁気圏外では 1Sv が記録されたこともある。
1mSv という値は日本の場合、半年から1年間で浴びる自然放射線の総量にほぼ匹敵し、またX 線に換算すると胸部撮影 3~10 回分位に当る。よって、宇宙飛行士が 6 ヵ月 ISS に滞在すると、 太陽活動の静穏時でもその日数倍の蓄積量を被曝することとなる。(宇宙放射線 JAXA 宇宙教育センター)

ISS(国際宇宙ステーション)までの距離は408km、 地球の引力圏にある。月までの距離は384,400km、全くの別世界だ。

月面上での放射線量は半端ではない。鉛でも貫通する宇宙線を防御できる宇宙服の完成を期待している。





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