アカシア蜂蜜
全く蜂蜜を受け付けなかった妻が蜂蜜を食べれるようになったのは4〜5年くらい前からだったと思う。
どうしても、蜂蜜独特の匂いと味がダメで、見向きもしなかったそうだ。
我が家では、毎朝ヨーグルトを食べているが、トッピングの工夫をしている。
有機栽培の干し葡萄(油処理をしていないもの)を鹿児島県福山の黒酢につけ、蜂蜜を加えて甘味を調整している。
妻は更に甘みが欲しいというので、蜂蜜を別にトッピングすることを始めた。ただ蜂蜜にまだ抵抗があるので、いきなり、百花蜜やレンゲ蜂蜜等は味や香りが強すぎるので敬遠して、淡白な感じのするアカシアの蜂蜜がお気に入りだ。
ところが、ややこしいことに『アカシアの蜂蜜』として売っているのはニセアカシアの花から採取した蜂蜜なのだ。
ちょうど今、ニセアカシアが満開で、『なんじゃもんじゃ街道』に甘い香りを漂わせている。新緑に白い花がとても美しい。
もうすぐ今年産の蜂蜜が出回ると思う。
考えてみると、商品名で『ニセアカシアの蜂蜜』とは付けにくいと思う。
ニセアカシアをアカシアとして売るのは許せるが、この蜂蜜の業界も色々不透明な部分があり、中身が真正のものとそうでないものが出回っているそうだ。
これは顕微鏡で花粉を調べればすぐ判別できるそうだが、厄介なのがオリーブ油だ。
日本のオリーブ油の検査基準が世界基準よりゆるいために、粗悪品が健康ブームの日本に回ってきているようだ。
日本のオリーブ油の検査基準を、世界と同一にすることはできないものだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?