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リンゴ

りんごを買いに安曇野まで出かけてきた。
片道3時間半、天気に恵まれ、快調な旅だった。
尋ねた先は、おぐらやま農場。無肥料、微量消毒を心がけている農家さんだ。
りんごに肥料を与えないので、出来上がりが少し小ぶりだが美味しい。近隣の農家のりんごと比べると、木がのびのびとしていて、成っている実の数が少ない。

どうしてここへ買いにくる様になったかというと、昨年、宅配便で取り寄せたところ、とても美味しかったからだ。
それまで20年来、りんごを買い付けに行っていた農家さんが、私の嫌いな蜜入りりんごを売りつけ、そのりんごが2週間ほどで3箱とも全部腐ってしまった。
りんごを食べたかったので、自然農法のこの農家をネットで見つけたからだ。

あの蜜入りというのは、単に細菌に侵されたりんごの細胞膜から細胞液が漏れているだけなのだ。だから貯蔵が効かずにすぐ腐敗する。

カナダでは、もし蜜入りのりんごが見つかったらその木を伐採、焼却して周辺を徹底消毒するそうだ。日本からのりんごの輸入を一切禁止している。

近隣の消毒して肥料を与えているりんご園、実の成り方が違う



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