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魚型水雷

漁師手作りの煮干しを買いに舞鶴へ出かけた時に、世界遺産に登録されている舞鶴赤れんがパークや舞鶴旧鎮守府倉庫施設舞鶴海軍需品庫を見学してきました。

日本は略奪・攻撃型の国々に隣接しおり、国防には手を抜くことができない状況に置かれています。

大戦中、特攻隊に指名され、鹿児島県出水基地に派遣された父を思い出して、物思いに耽っていました。今度機会を作って、出水基地を訪ねてみようと思っています。

ここのところマスコミが騒いでいますが、つい先日起きた、自衛官候補生の事件について悲しい思いでいます。

私のバンド仲間に自衛隊所属の医官がいました。彼がよく話をしてくれたのは、自衛隊に所属している医官は、精神科医が一番多いそうです。
勿論、外科・内科医はいますが、ダントツに精神科医が多いとのことです。

人間は基本的に、人に向けて銃を撃つことに抵抗感があります。
この抵抗感をなくすために、徹底的に人格改造をし、命令を即実行できる兵士に仕立て上げるのだそうです。

彼は、「精神改造をすると、トラブルが起きるので、医官の仕事は大変だ」と言っていました。

自衛隊は人間の体に例えると、白血球に相当します。
白血球がなければ人間は病原菌に冒されて生きていくことができません。
しかし、白血球が多すぎても少なすぎても白血病となり、生命維持をすることが困難になります。

自衛隊も同様に、多すぎても少なすぎても国を維持していくことは困難になります。

今回のニュースを見ていて、残念なのは優秀な自衛官が二人亡くなり、自衛官候補生が、適正を外されることになるだろうとの思いです。

日本を命懸けで守ってくれている方たちがいることに感謝しつつ、お悔やみを申し上げます。

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