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映画紹介-10/3 『バンテージ・ポイント』

本日紹介する映画は『バンテージ・ポイント』。

この映画は

午後0時23分。スペインのサラマンカで開催されているテロ撲滅の国際サミットにて、マヨール広場の大聴衆を前にスピーチをしようと演台に立ったアシュトン米大統領が狙撃される。大混乱に陥る広場の中、続けてどこか遠くから爆発音がし、さらに演台の下に仕掛けられていた爆弾が爆発する。
Wikipedia-バンテージ・ポイント

という作品。


これだけ見ればすぐに終わる

感じがすると思う。


でも、これだけにならないのが

この『バンテージ・ポイント』。


何故作品が複雑になっているのか

タイトルのバンテージ・ポイントとは日本語で「観点」「有利な見地」を意味し、8名それぞれの立場でしか見えない「視点」を集めた本映画の趣旨を表す。それぞれの視点は、必ず重要な場面の直前で終わるクリフハンガー形式をとり、徐々に真相を明かしていく。

場面は以下の順序で、それぞれ事件の約23分前から展開するが、8人の視点が個々に描写されるわけではない。

1・レックス・ブルックスを中心とするテレビ局スタッフの視点

2・シークレット・サービス、トーマス・バーンズの視点

3・地元サラマンカの刑事、エンリケの視点

4・旅行者、ハワード・ルイスの視点

5・米大統領、ヘンリー・アシュトンの視点

6・ハビエルを中心としたテロリスト側の視点と、続けて事件の顛末

このいくつかの異なる視点によって物語の全貌を暴くという形式は黒澤明の『羅生門』に見ることができる[。
Wikipedia-バンテージ・ポイント

登場人物と言うかさ、

場面変更が凄くタイトなのよ。


テレビスタッフの視点、

警備人の視点、

地元刑事の視点、

旅行者の視点、

大統領の視点、

犯人側の視点、と

ここに書いてみてもわかる多さ。


複雑すぎて

『あ、この話ここに繋がってるの!?』

となったのもしばしば。


バンテージ・ポイントの意味

そもそもタイトルの意味はなんなのか。


調べてみたら

視座とか有利な地点、

地の利とか観点、という意味らしい。


・・・

この感じだと観点とか視座が合いそうかな?

複数の観点というか複数の視座というか。


それを表すのに適したタイトルだと

勝手に解釈することにしてみた。


他にも「こういう意味があると思う」

というのがあったらコメントに書いて貰うと

自分が「なるほど・・・」と深い感銘を受けます。


ということで結論、「話が複雑だぜ・・・」


本日もありがとうございました。


これからも更新していくので、

どうぞよろしく。


それではおやすみなさいませ。

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