うきは・筑後吉井 白壁の町並み 2023/12/30
久留米と天領日田の中間地点辺り、筑後川に沿って走る豊後街道の途中に、かつて宿場町として栄えた「筑後吉井伝統的建造物群保存地区」と呼ばれる美しい町がある。
こんな町が福岡県にあることも意外と知らない人が多い。たぶん今はどこかへ行く時の通り道になりにくいからだろう。大分に行くならそのまま高速で行っちゃうしね。
ここへ電車で来るのならいいけど、ちょっとドライブに… と車で来ると、意外と駐車場が見つからずにウロウロするかもしれない。
車を止めるべき場所は、ズバリここである👇
離合(※)できないほど狭い道を通ってこないといけないが、むちゃくちゃ狭いというほどでもない。
※九州弁で「車同士がすれ違うこと」
駐車場から出て1分も歩けば、いきなりこんなエモい町並みが広がっている!
ダイハツのオート三輪!
白壁通り
豊後街道(国道210号線)。江戸時代に加藤清正によって拓かれた道。
かつては蒸気機関車が走っていたこともあるらしい👇
こういう昭和な小路にもそそられる👇
町は閑散としていたが、麻婆豆腐屋で昼ごはんを食べようと思ったら40分待ちとのこと。小さな店内は繁盛していた。
それまでぶらぶらして時間を過ごす。
ようやく麻婆豆腐屋から準備ができたと電話が入った。
「麻」という字には「あばた」「しびれる」という意味があり、この料理を編み出した中国・四川省の陳さんのお婆さんの顔にあばたがあったことから、しびれるように辛いこの料理に「麻婆豆腐」と名がついた(今日一番勉強になった)👇
これはむちゃくちゃうまい。これだけのために吉井町に来たくなるほど。
白壁通りに戻り、今度は古墳を目指す。
史蹟 東光寺跡
この先に古墳があるらしい。
魅惑の看板たち。
月の岡古墳(1500年以上前に作られた前方後円墳)
古墳頂上には松尾芭蕉の句が。
意外と広大な若宮八幡宮の裏庭を抜けると、
日の岡古墳が現れる。約1500年前に作られた前方後円墳。
その隣には第二次世界大戦終戦記念碑。
吉井町から少し東にある「浮羽稲荷神社」に向かう。
丘の上にある神社の駐車場はGoogle Mapsで見るととても狭そうだったので、近くのスーパーの駐車場に停めてそこから歩いた。
浮羽稲荷神社⛩
正月はきっと激混みなのだろうな。
少し早めの初詣(?)となったが、けっこう他にも客はいた。中国語がよく聞こえたからインバウンドの観光客かもしれない。
ここから少し登れば本殿だ。
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