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スペイン・バルセロナへ移住して思うこと。

この度、1年4ヶ月住んだオランダを後にし、
スペインのバルセロナへ移住しました。

バロセロナでは既に1ヶ月が経過。ようやく地に足がつき、生活の土台が整ってきたので、本記事では、「スペイン・バルセロナ移住1ヶ月で思うこと」を記したいと思います。

①天候がとにかく良い

前提として、オランダで1年4ヶ月過ごした僕からすると、比較してスペインは天候が最高です。

オランダでは、年中暗い日が多く、日差しを浴びる機会も少なかった印象です。しかも今年は7月に入っても、外出時はヒートテックを着用。
寒くて暗い日があるくらいでした。

オランダの天気☁️

スペインへ7月に移住してみると、あらびっくり。
毎日晴れ、晴れ、晴れです。さらに夏(7-8月)でも過ごしやすい!

バルセロナ🇪🇸の天気


東京の暑すぎる夏と比べると、バルセロナは涼しい方かと思います。
僕の考える理由としては:
①至る所に木が植えられているので日陰沿いに歩くと直射日光を受けずに済む。
②地中海の海風も割と吹いているので、涼しいです。

②毎日が観光

どの国に移住しても最初の数ヶ月は特に目新しいことが多いかと思います。刺激的な毎日を送れることかと思いますが、バルセロナは特に魅力・見どころが大変多く、毎日が本当刺激で溢れています。

例えば、地下鉄で10−15分いくと、多種多様なバルセロナの魅力が
すぐに楽しめます。

・ガウディの有名建築:特に有名なのは、未完の大聖堂「サグラダ・ファミリア」や、曲線美と色彩が印象的な「カサ・ミラ」や「カサ・バトリョ」など、独創的な建築が街中に点在しています。

・美食の街:バルセロナは美食の街としても知られており、カタルーニャ料理を中心に、多様なグルメ体験が楽しめます。個人的な意見としては、「海鮮料理」が特に多く、移住直後は海鮮料理が中心でした。「パエリア」や「タコ」など定番ですが、実はアジアなどの他国の料理も多く、選択肢が豊富です。

・海:バルセロナは地中海に面しており、都市の中心からすぐにアクセスできるビーチがあります。バルセロネータビーチやボガテルビーチなど、リラックスできる場所が豊富。ビーチ沿いを散歩していると、気候が良いので、よく皆さんテラス席でビールや料理を楽しんでいる姿が見受けられます。

③物価が安い

人によって「物価が安いかどうか」については過去住んでいた国によって、感想が変わるかと思います。僕個人としては、物価高のオランダから移住しているため、バルセロナのような都市でもかなり安いと感じました。

・例えば先週行った中華料理店屋さんでも、お腹いっぱい2人分頼んで、
合計26ユーロ(約4200円)でした。
オランダの中華料理屋さんで食べようとすると、感覚的には少なくとも2倍の値段以上は払っていたかと思います。日本に住んでいる方からすると、4200円でも少し高いと感じるかと思います。

・肝心なスーパーのお値段。バルセロナの大手スーパー複数に入ってみましたが、オランダより確実に安くなってます。面白いのが、オランダは肉の種類の中でも「鶏肉」が一番高かったのですが、スペインでは「牛肉」が一番高かったです。

④店の営業時間が長い

店の営業時間ですが、オランダは夜18時以降になると、洋服店など様々な店が閉まります。オランダでは、「労働時間法」や「開店法」といった法律があり、これらが店舗の営業時間に影響を与えているとか。

比較してスペインでは、伝統的に「シエスタ」という昼休憩の習慣があります。多くの店や企業は昼過ぎ(通常14時から17時頃)に一旦閉店し、その後再び営業を再開します。

また、スペインでは夕食が遅い時間(通常21時から22時頃)に取られることが一般的です。僕は通常18時から19時にレストランへ行くのですが、
その時間帯は大体店内に人が少ないことが多いです。

⑤英語が通じないこと多々

オランダは世界的にみても最も英語が喋られる国らしいのですが、
バルセロナは、英語が通じないことが多々ありました。

英語が通じない場面の例としては:
A. 銀行 (口座開設時)
B. 業者系(家の掃除業者やインターネット回線業者など)
C. 不動産系(家を借りる際のエージェントや家のオーナーなど)

ほとんどの方が英語を喋れなかったので、頑張ってGoogle翻訳を活用し、
意思疎通をしていました。

調べると、
・スペインの教育制度が関係しているとか。
中年以上の世代は学校で英語に触れる機会が少なかったため、英語が流暢に喋れる人が少ないとのこと。

・また、スペイン語を母語とする人口は非常に多く、そのため国内では英語を使用する機会が少なく、必要性が低いと感じられることが多いからとか。

⑥スペイン人の優しさ

この1ヶ月で、様々なスペイン人の優しさに触れる場面が多々ありました。
前述内容に関連しますが、まだまだバルセロナは、英語が流暢に喋れるスペイン人が少ない印象です。そんな中、Wi-fiの契約をしたり、銀行に口座開設しに行ったり、鍵屋さんで鍵を作ったり、などしていました。

ですが、英語を喋れない方全ての方に共通していたのが、「優しさ」でした。
英語が喋れないなりに、積極的にジェスチャーやGoogle翻訳を使って笑顔で助けてくれました。
僕がスペインにお邪魔している側で、本当は僕がスペイン語を喋れないといけない立場なのに、しっかり助けてくれようとする姿勢に、感動しました。

⑦まとめ

以上、長文となってしまいましたが、
「スペイン・バルセロナ移住1ヶ月で思うこと」でした。

いかがでしたでしょうか。
日本にずっと住まわれている方からすると、僕と違う感覚・感想を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、オランダという国から移住した身からすると、このような感想記事となりました。

ではまた次の記事でお会いしましょう〜!
Adios!

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