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【週間レビューNo.278】事業再編のヒント
今週の週間レビューです。今週は事業再編スキーその入り口の考え方についてお話しました。
弊社は上場会社と面談することもあり、情報開示の観点からなかなか課題は認識していても、日々経営に忙殺されて、実際の解決に至らない発行体もいくつも見てきています。また未上場ならなおさらのことです。
M&Aでもいきなり「あそこを買収したい」「この事業を売却したい」とはならないわけで、その前段として、発行体の課題解決、もっと言えば問題提起した結果として、その解決の方法が事業再編であったりするわけです。
そういった意味では、「仕事は作り出すもの」ということを常に言われてきた結果、事業再編のコンサルティングを行えるということは一通りの投資銀行スキルを身に着けるということとほぼ同義となります。
そして、企業のニーズを分けて考えると以下の通りとなります。
・グループ経営の強化
経営効率の改善
・コスト構造、意思決定の迅速化、機動的再編等
連結経営の強化
マイナスシナジーの解消
・財務基盤の強化
資本増強
資本の質改善
・敵対的買収防衛
対抗策
予防策
それに対する提案の切り口として以下のものがあげられます。
・グループ内事業再編
持株会社化
100%子会社化
子会社合併
・事業の切り離し(スピンオフ)
完全分離
部分分離
・資本再編
資本の質向上
資本の増強
・資本政策他
敵対的買収防衛
その他(議決権調整等)【サロンonly】
2/13 事業譲渡・会社分割(吸収分割)
2/13 会社(新設)分割+株式譲受
2/14 事業再編の切り口
2/14 マイナスシナジー
2/15 グループ内企業における株式上場の意義
2/16 事業特性(コスト分析)
2/16 コスト削減と同時に規模が効く状況を作る
2/17 株価・企業価値・株主価値の変動要因
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