サディストの視点

サディスティックな感覚、実践経験がある方なら
ご理解頂けるのではないかと思います。
マゾヒストを縛る、鞭打つ、スパンキング等する時、
妙に冷静なもう一人の自分を感じないでしょうか。
そういう時もちろん、性的な興奮はあるのです。
しかしそういった本能的な興奮の他に変化するマゾヒストの表情、
声、身体の反応、動きを冷静に(言い方を変えれば冷たく)見ている自分。
そこに「背中が腫れてきたからここで止めようか」とか
「青あざになってきたから止めよう」等の判断の為では無いのです。

「ただ見ている」だけ。そして淡々と打ち続ける、叩き続ける。
マゾヒスト側の、ある表情、ある動きを見て止める、そんな感じです。
※縛りのときは時間を見て、縄痕が残らないような時間で解き始めます。
肌質によってすぐに消える人と長く残る人がいますので。
きっと能面のような無表情だと思います。
(私は「土偶のような表情」と言われたことが有ります。)

主従やDom&Subを求めておらず、被虐を追及したい人、
マゾヒズムの濃度が高い人ほどこういう無表情、無感情の人が
いいのではないかと思います。下手な言葉責めで
興ざめすることもないでしょうから。
ただ、無言でもあるので怖いとは思います。慣れるまでが大変ですかね。

なお、無表情、無感情でサディスト側は何が楽しいのか?という
疑問も有ろうかと思います。
ご安心下さい。ちゃんと頭の中で愉しんでいますから。
頭の半分は愉しむ&センサー発動中。
残り半分は無表情・無反応こんな感じです。
無表情、無感情の場合の行為はさほどひどくなりません。
センサーが働いていますので。
但し、甘っちょろい事を言って怒らせると大変です。
怒りでブーストが効いて、加虐がエスカレートします。
こういうタイプのサディストには生半可な思いや覚悟、面白半分で
近づかない事をお勧めします。
まぁ、近づけるような雰囲気ではないですが。
注:稀に雰囲気を察知できないエセ・マゾヒストがいて、それはそれは酷い目にあっては大騒ぎになる事があります。
「混ぜるな危険」気をつけたいものです。

マゾヒスト側からの「こういうことをされたいのです」は
可能であれば願いを聞いてくれます。
主従・Dom&Subだと関係性から言い出しにくい事も有るかと思いますが
そういう関係ではないので「○○の分際で!」などとは言われません。
「気持ちが無いのにそんなこと頼めない!」とか「誰でもいい訳じゃない」
いう人がいることは承知しています。
そういう人に向けて申しているわけではないので、スルー頂いて結構です。
綺麗事抜かして事の本質は理解しておらず、口を開けば自己都合の
オンパレードを並べ立ててる人は生涯「エセ」の餌食に
なり続ければいいのに。と呪詛して、本投稿を締めさせて頂きます。

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