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Ausbildung(職業訓練)について😃

みなさんおひさしぶりです、ジュンです。 8月にも関わらず寒い日などが続いたりしたせいで風邪をひいたり、ビザの関係などで色々と時間が取れずにここまで来てしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか😃

さて、今回は今までの記事には書いていなかった現在私がしていることについて書いていこうと思います。私は今年の6月までサービス関係のお仕事をしておりましたが、別の分野での挑戦がしたいと思い、8月よりホテルマンとしてAusbildung(アウスビルドゥング: 職業訓練)を始めました。

ドイツの教育制度上、小学4年生で大学進学を目指すか、就職を目指すかを選択せねばならず後者を選択した場合にはこのAusbildung制度を利用することで就職を目指していきます。Ausbildungとは企業と職業訓練学校(Berufsschule)の提携により実技、倫理の双方を学び、即戦力を育てるという制度です。働いている間は少額ながら収入を得ることもでき、また学校での授業料はかからず職業訓練生、Auszubildende(通称Azubi)は様々なところでの割引が適用されることが多いです☺️ またこの制度にはパン職人やホテルマンなど様々な業種から選ぶことができます。

・Ausbildungにおけるメリット

一般的にドイツ企業での就職となると、大学で専攻した分野、またはこのAusbildungで学んだことを生かした職につくことが多いです。日本のように例えば外国語学科を卒業して畑違いの仕事に就くことは難しい、とされています。(もちろん、様々な種類の会社があるので一概には言い切れませんが🙇‍♂️) そのため手に職をつけた状態で即戦力として働けることが強みになってきます。また、企業側としても一般的に採用するよりコストが大幅に抑えられ、将来的に有望な人材を育てることができるというメリットがあります。

・Ausbildungにおけるデメリット

一般的にこの制度は2年半から3年の長期間に及ぶことが多いため、短期間での就職を目指したい、という人には難しいかもしれません。また、企業からの収入は職種やその場所にもよりますが、一人暮らしをするには少々厳しいところが多いです。そのためWG(共同生活)や大学生、職業訓練生等が入ることができる学生寮に住む人も少なくはないと言った点がデメリットとして挙げられます。

・採用までの流れ

一般的に8月開始のところが多いため、私は去年の年末から念入りに様々な業種を調べたり、直接企業のホームページの求人欄などで自分に興味のある分野を調べたりしていました。(というのもビザの関係等もあったからなのですが😅) その際、私はこのhttps://www.azubiyo.de/というサイトを使って、約2、30社にメールで履歴書、志望動機書、大学成績証明書、インターンシップ証明書などを送りました。そんな中、書類選考をパスし面接をするチャンスをいただいた企業は4社もありました。少ないようにも感じるかもしれませんが、ドイツでは面接に進むということはグッと採用のチャンスがあると聞いていたのでびっくりしたのが正直なところです😲

メールや電話で面接の日程を決め、面接に臨みます。職種にもよるとは思うのですが、基本的に服装は自由です。私の場合はホテルと言うこともあったのでスーツで面接を行いました。面接では

・なぜこの業種、そしてこのホテルで職業訓練をしたいとおもったか

・自分の長所、短所について

・将来自分はどうなっていると考えるか

・自分の性格からこの仕事で何を生かすことができるか

・ドイツ語のレベルはどうか、他の外国語は?

などを重点的に聞かれました。緊張はしましたが、飲み物を飲みながら終始リラックスしながら雑談のような形で終わりました。Ausbildungの場合、基本的にその場で採用!ということは少ないようで、最短1日の研修などを行ったのち合否が発表されることが多いそうです。私の場合1、2週間後に電話で研修生として1日働いてみないかというオファーをいただき、その後採用していただきました😃

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ドイツで働いてみたい、手に職をつけてみたいという方にはおすすめなこの制度について日本ではまだまだ名前だけで実際のところについては知られてない部分も多いかなと思うので、少しでも情報を発信できればなと思います☺️。何かありましたらコメントお待ちしております。天候の変化で体調を崩しやすい季節ですので、皆さんもお体には気をつけてお過ごしください。

本日も読んでくださり、ありがとうございました😃

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