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ソウルの地下鉄乗り方、日本と違う点と同じ点

8月16日〜19日にソウルに遊びに行っていました。ソウル自体は二度目だったのですが、初回は韓国人の友達がずっと一緒だったためほとんど考えなくても行動でき、言語やお金の違い、公共交通機関の乗り方の違いなどで困ることはありませんでした。しかし、今回はほとんど一人で過ごしたので、地下鉄に乗るのでも一苦労でした。

そこで、自分への備忘録も兼ねて(今月またソウル行くこともあり笑)、韓国の交通系電子マネー「T-money」を用いた地下鉄の利用方法をまとめます。韓国旅行に行く方の役に立つとうれしいです。

バスの乗り方については、また別の記事にします。

1. 運賃の支払い方

ソウルの地下鉄運賃は、日本の切符に相当する、一回用交通カードを購入するか、日本の Suica に相当する、交通系電子マネー T-money を購入してそれにチャージして用いるかの選択肢があります。

日本は紙の切符なのに対して韓国はカード型で、改札機から出た後、券売機で手続きをして返却します(デポジットが返ってきます)。

ソウルに二泊以上する人、地下鉄だけでなくバスも利用する人は、T-money を購入して利用すると便利です。デポジットが5,000ウォン必要ですが、使い終わった後は払い戻しできるのでご安心を。

T-money は、地下鉄を含む電車やバス、タクシー、コンビニなどで支払いに利用できます。

2. 改札機の通り方、日本との違い

改札機の通り方は特に難しく有りません。日本と同じようにカードをタッチするだけです。

日本との違いは以下のようなものが挙げられます。

入場した改札機から出場できる
日本の電車では、基本的に(駅員さんに入場取り消しをしてもらわない限り)入場した改札から出ることはできません。でもソウルでは改札を出たり入ったりすることは自由なので、改札外にあるトイレに行き忘れてしまった場合でも改札を出てトイレに戻ることが可能です。トイレが近い僕にとってこれは有り難かったです。笑

改札に駅員さんがいない
日本だと改札の近くに駅員さんがいる窓口があり、トラブルが起こったときには駅員さんに泣きつけば対処してもらえますが、ソウルの駅には駅員さんを一人も見ませんでした。

一度エラーで改札外にでられなくなったことがあり、そのときはとても困りましたが、改札の近くに駅スタッフと通話できるボタンがあるので、そこで英語で「出たいのに出られなくなった!」と泣きつけば出ることがきるので、安心してください。

改札機の性能
ICカードの性能についてですが、これは日本の方が断然いいです。むしろ日本より改札機の性能がいい国はあるのか、という感じですが。というのも、日本の改札機は非接触型 IC なので、Suica を改札機にピタッと着ける必要はなく、また近づけるのも一瞬です。

一方で、韓国を含む他の国では接触型ICカードのため、改札機にカードをしっかりとタッチする必要があります。また、タッチする時間も Suica と比べてだいぶ長く感じます。

調べてみたところ、Suica の反応速度は200ミリ秒以下ですが、体感では、韓国はその2倍くらいです。

韓国の改札機は、デビットカードでも通れる
これは日本人にはあまり関係ありませんが、韓国で発行されたデビットカードには後払い交通系機能がついており、T-money にチャージの必要なく、月末に使った分だけ引き落とされるようになっているそうです。日本でいう Suica ビューカードですね。

3. 料金はとても安い。破格。

ソウルの公共交通機関はすべて国営で、採算度外視なので値段がとても安いです。どんなに遠くに移動しても200円を超えたことはありませんでした。

韓国はタクシーも安いのですが、それ以上に地下鉄やバスが安いため基本移動は地下鉄・バスでしたね。

4. 注意!韓国で GoogleMap は使い物にならない

韓国では、軍事的な理由で海外企業にデータを渡していないようです。したがって、GoogleMap は大まかな地図しか出てこず、乗換案内も詳しくないです。

ソウルに行く際は、Naver Map を用いるとよいです。日本語にも対応しており、UI 的には GoogleMap とほとんど変わり有りません。

最後に

T-money についてですが、どうやら Android で NFC 対応しているスマホを持っていれば、クレカチャージ&スマホ決済できるようです!

この記事を書く途中で知ったので、さっそくアプリをダウンロードしてチャージしてみました。次回ソウルを訪れた際に使ってみようと思います。

あ、ちなみに画像はカカオのキャラクターのクマです。名前は忘れました。

では、楽しい韓国旅行を。

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