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2022.02.23 日記

 この処、体調が悪化した。
 悪化すると日記へ書くことが生まれる。
 書かなければやってられない、書かなければならない、という急いた気持ちに追いやられて書く。
 日々は変わりなくひたすらの寒さに震えているが、この震えが怯えに変わっていても見た目に変わりはなく、訴えなければ死んでいく。
 弱い者から死んでいくのは普遍的であり、弱いのが悪い。弱いから言うが、弱いのが悪い。これが誰の責任でもないなら、弱く生まれた自分が悪いのだろう。
 日々の苦難を訴えても薬の内容は変わりなく、ころころ薬が変わらないことが病状の安定につながるのは知っているが、そう知っていても訴えが伝わらなかったのではないかと不安だ。
 昨日病院からもらった10日分の頓服は2日分減った。
 次は3週間後で、それまで保たないだろうことがもう一つ不安。
 生きていることが不安。
 風が強いのが不安。
 楽しく生きるために産まれてきたはず。
 そのはずで、そういう期待をかけられて、育って、育ちきってしまって、期待が散った。

 生きていればいい、と願われている。
 生きていて迷惑をかけている。

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