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心のオアシス

わたしは昔から、本屋が好きだ。

小さい頃から、近所の本屋さんによく行っていた。
広くて、本を読むための椅子が置いてあって、24時まで開いていて、そんな本屋が家から徒歩5分のところにあったのは、恵まれた環境だったと思う。

今でも、時間ができたら本屋に行く。

特に目当ての本がなくても、ぷらぷらと棚の間を歩くだけで楽しい。

だいたい気になった本は手にとってその場で読むのだけれど、ときには見た目とタイトルで「ジャケ買い」することもある。

そうやって素敵な本に出会えたときは、本当に嬉しくなる。

昔はもっぱら小説ばかり読んでいた。
文庫本が好きで、2、3時間で読めてしまうのだけど、その中で色々な世界に行けるのが好き。

最近は、小説でない本も読むようになった。
世の中には、こんな風に考えて生きている人がいるんだなと、その考えをまとめたものを読むことができるなんて、お得な時代に生きているもんだなぁと思う。


今日、少し落ち込むことがあった。
まっすぐ家に帰りたくなくて、こういうときは、わたしはやっぱり本屋に寄る。

前向きになれるような言葉が載っている本を探してみる。
旅行の本で今度一人旅をしてみようか考える。
雑誌をめくって、明日の服のコーディネートを考える。
料理の本を見ながら、帰ってから何を作ろうか考える。

そうしていると、心が軽くなる。
やっぱり本屋は、わたしにとって心のオアシスだ。

#ひとりごと #コラム


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