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クライアントから身を守れ

下請けいじめの話題は枚挙に暇がありませんが、つい最近、有名なクリエイターさんが、心ない元請けから多々被害に遭っておられる様子を伺って、私こと海産物は非常に胸を痛めております。

身を守れなんてタイトルに書いていますが、被害や業種もケースバイケースですから、はいこれで自己防衛できますよ、なんてことを私の口から申し上げることは出来ません。

せいぜい、契約書の内容はちゃんと精査しましょうだとか、怪しい噂のある会社とは取引しないだとか、面談や打ち合わせの際には録音をするとか、すぐ相談できる弁護士さんを見つけておく、ぐらいのものです。

それにしても、どこをどうしたらあそこまで暴力的な下請けいじめが出来るのか、とニンゲンの本質に毎度の如く辟易する私です。

フリーランスのクリエイターのみならず、中小の下請けをやっている方全体に言えることだと思うのですが、たかが会社の取引で上下関係になったからといって、たかが元請けの一社員が下請け会社やフリーランスに対して、暴君の如く振る舞うのは、あまりにも想像力が欠如していると言わざるを得ませんね。どんなに下請けをいじめても、精神を病んだり、自殺する程度で、自分には全く被害がないという妄想を心から信じていられるからでしょう。

我が国には銃はほとんど流通していませんが、他人をあやめる手段ならいくらでもあるのです。日本人すべてが人畜無害だと信じられる脳天気さが羨ましいですね。

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これは下請けの話題とはちょっとズレるんですが、虚業に金を出さない国民性に辟易する話を聞いてツイートしたものです。


知り合いならどれだけ甘えてもいい、という身勝手な常識?のようなものに、我々クリエイターは日頃からひどい目に遭っています。

ミニマムな話をすれば、たとえば保育園の縫い物など、ちょっと手芸が出来るママがいれば、タダで縫わせようとする傲慢な知人が現れます。もっとひどいと材料費まで払わせる剛の者もいますね。どういう神経をしていたらそんなマネが出来るのか、頭の中を見てみたいです。自分が同じことされたら、言われるままに従うのでしょうか。

どこをどうすると、実際に使った材料費だけで結果が得られると思えるのか、あまりにも認知がゆがみすぎていますね。技術料の意味をちゃんと学校で教えるべきですし、マスコミもワイドショーで下らないことをタレ流していないで、こうした基本的な知識をお茶の間に投下すべきです。

そうすれば、日本の津々浦々におられる技術職のみなさんが、もう少しは幸せになるのではなかろうか、と思う海産物なのです。

なお、海産物たるヒトデは重金属を含むので、むやみに食べないでくださいね。

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