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うまれゆくもの、しにゆくもの

”美しいもの” と聞くと生よりも死を思い浮かべてしまう。

それは非日常的なことに美しみを感じてしまうのと同じかもしれない。

恐れられた死を迎えることにどこか待ち遠しさがあるのかもしれない。

絶えず変わりゆく世界にわたしたちは解放されたいのかもしれない。

月曜日にうまれ、日曜日に死んでいく。

積み木のように重ねたいのちを”いっしゅうかん”と呼ぶように。

僕らは絶えず生まれ死んで再生を繰り返す。


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