【図解付き】初心者でもわかる!基礎音楽理論!第1章~音~

音楽理論について初心者でもわかりやすいように

難しい用語は噛み砕いて一から教えます。

※このマガジンでは基礎音楽理論を教えます。より難しい凝った内容は別のマガジンに収録します。

音楽の良さがあまりわからない人、音楽理論を知りたい人

作曲がしたい人、音楽をより一層楽しみたい人、            歌が上手くなりたい人、本気で音楽にのめり込みたい人         色々な人がいるかと思います。

なので...


学びたい部分だけを購入出来るようにしました!            6つの章に分けて各1200円という値段でお教え・・・          と言いたいところですが!                      「1章だけ無料!」                         で知識を提供いたします!                      お好きなところから始めて頂いて結構です!



1章では「音」


・音には種類がある!「音の種類について」

音の基礎!「単音の3要素について」

歌が上手くなる要素「律」


2章では「譜表と音名」


楽譜を読めたり書いたり出来る!「譜表と音名について」

#?♭?「変化記号について」

楽器の音域について知ろう!

音の長さを記譜表現したい!「音符の種類と長さ」


3章では「リズム」


これであなたもリズムマスター!「リズムに拍子ついて」


4章では「音程」


二つの音が奏でる関係とは!?「音程について」


5章では「音階」


・明るく聴こえる!?暗く聴こえる!?「音階について」


6章では「和音、コード」


・世にあるポップスやジャズなどが弾けるように!?「和音について」


お教え致します。

是非学んで行ってください。


 正直、音楽理論を知らなくても曲は作る事が出来ます。        しかし、音楽理論を知っていると、知らない人よりかは格段に早く    作曲スピードが上がります。                     要は音楽理論を知ることは作曲の近道と言えるのです。         音楽理論を知ることによって既存の音楽の良さなどを知ることが出来ます。

 そこで今回は一から分かりやすく音楽理論についてお教えして行きます。



第1章~音~


ご購入してくださりありがとうございます。

音の種類について

音の種類には次の3種類から分けられます。


1)純音(じゅんおん)

これは単純な振動だけによるもので、倍音(後述)が          含まれない音の事を指します。

例でいうとラジオの時報の音などが挙げられます。

普段生活する中(自然界)では耳にすることはほぼないものだと     思ってください!


2)単音(たんおん)

これは純音とは異なり規則的な振動の持続によって出る音です。     普通は、いくつもの倍音(後述)を含んでいます。

例を挙げるとピアノの白鍵や黒鍵一つ抑えた時に鳴る音や        ギターの弦一つ弾いた時の音、動物(人間)の声も単音に含まれます。

ピアノ理論


3)噪音(そうおん)

これは規則性が振動によるもので、非常に短時間の振動でその性質を   はっきり聞き取れない音の事を指します。

例としてはピアノの弦を打った瞬間の音や、物が壊れるパリンッなどの音、物のドンッとぶつかる音などのことを指します。

同じ発音で違う漢字の「騒音」とあるが、これは聴きたくない音のことを 指します。全く別の用語です。


以上の3種類に分けられます。その中で音楽に使われるのは単音と噪音の 2種類です。噪音はピアノ・木琴・ティンパニーなどは打った時にまず出る打撃の音のことを言って、そこから持続して聴こえてくる弦や皮などの  規則的な振動の音を単音です。

単音噪音

単音は主に3要素から構成されています。               それが、高さ・強さ・音質です。

これは小学生の時や中学生の時に理科などで習ったかと思います。    振動数を上げたり下げたりする(波の横の幅を縮めたり大きくしたりする) ことで音の「高さ」が変わり、振幅(波の縦の長さ)を大きくしたり小さくしたりすることによって「強さ」 が変わります。        そして、「音質」は振動の様子によって決まります。後に出てくる    倍音というのが深く関係してきます。

振動数 高さ

振幅強さ



では先ほどから出ている倍音の説明をしていきます。 


倍音とは

ピアノやギターのような弦楽器やトランペットや笛のような管楽器には一見単音だけ聴こえてるようで実は他にも様々な音(振動数)が自然に発生します。例えば100Hz(Hzは1秒回に何回振動しているかを表す単位)の音を出すと200Hz...300Hz...400Hz...の音も鳴っているのです。           例の100Hzの事を基音と言って、それ以外の音のことを倍音と言います。 その倍数に従って、第2倍音や第5倍音などと言います。        静かなところでよく耳を澄ますと倍音は聞こえてきます。        そしてその倍音は強さ(音量)が異なっていてそれが組み合わさって    先ほど出てきた音質というものが生まれるのです。          

なので、音質が悪いだったりこのギターの音が良いとかだったり感じるのは倍音の組み合わせによって識別していたんです。面白いですよね!


続いては純正律十二平均律について解説していきます。


 その前に、

自分はボーカルをしていたのですが、これを知る前と知る後では     知る後の方が自分は大きく成長出来ました。              なので、音楽をする人は頭に入れておいて絶対に損はないと思います!  それでは解説していきます!


1)純正律

2つの音を鳴らしたときに振動数の比が簡単になっているほど      一般的に心地良い音に聞こえて、複雑な比になっているほど       不協和音に感じる性質を人間は持っています。             どのような比になっているかは下の表をご覧ください。

純正律

音程に関しては4章で説明しますので頭の片隅にでも          置いておいてください!

このように例えば400Hzの音があればそれに対して長3度なら500Hzの音がぶつかったぐらいの感覚で覚えておいてください。           

純正律のメリットとして純正律で調律されピアノと十二平均律(後述)で調律されたピアノの音を比べた時に、上の比率のように鍵盤を押さえると純正律の方が十二平均律と比べるとより美しい響きに聴こえます。

しかし、「ド」の音に対して「ミ」の音の時の比率(図1)と「ミ」の音の時に対して「ソの#」の音の時の比率(図2)は離れている距離は同じなのに比率は違うのですごく不協和音に感じてしまいます。

図1)

画像5

図2)

画像6

このように同じ距離でも比率が変わってしまうので           純正律キー(長調や短調)が変わると不協和音になって        対応出来なくなるのがデメリットです。



そこで重要になってくるのが度々出てくる十二平均律です。       純正律の致命的な欠陥を改善した音階です。

これを頭に入れているだけで歌が上手くなったり、バイオリンやトロンボーンなどの指や手の押さえる場所を感覚で演奏しなくちゃいけない楽器が上手くなったりします。なので、必ず十二平均律は覚えておきましょう!


十二平均律とは

1オクターブ(ドレミファソラシド)を12の平等な音程に分割して、  その一つを半音とします。半音の2倍は全音とします。         十二平均律のメリットはどんなキーでも演奏出来ることです。      デメリットとしては完全に協和した音(耳に心地良い)は得られないところです。しかし、不協和の度合いが微小(普通の人間にはわかりにくい不協和音なの)でメリットの方が圧倒的に多いので十二平均律を世界で使われるようになりました。

世の中のグランドピアノやDTMに使われるMIDIキーボードなども全て   十二平均律になっています。


第1章はこれで終わります。

続いては楽譜の読み書きや、#や♭、音の長さ等について触れていきます。


最後まで一読してくださりありがとうございました。

興味のある方は是非、フォローやスキをお願いします!


第2章に続く・・・。


重要ワード

純音:単音:噪音:倍音:3要素(高さ、強さ、音質):基音        純正律:十二平均律:半音:全音

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