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三つ編み

となたかのnoteで紹介されていて気になって読んだ本。
noteでは絵本の紹介だったけど小説にした。


※以下ネタバレ有り

私はカタカナの名前に弱く、なかなか覚えられない。
だから海外の小説は比較的苦手で、小説に限らず映画でも混乱する。
映画の場合は視覚的情報で覚えられるからまだまし。

インド、イタリア、カナダ、それぞれに住む女性の物語りが章毎に繰り返し書かれている。
こういう構成はかなり好きなんだけど名前が覚えられない故に混乱を極め読み進められない。
諦めてインド→イタリア→カナダの順で、国毎にまとめて読み進めた。

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とにかくインドアのスミタの話が印象的だった。
不可触民という存在。
カースト制度は勿論知っているが、「知っている」だけだった。いや、知っていると言うのも恥ずかしいくらい。かなり衝撃を受ける。
掃除なんて…って思っちゃったけど私が思うのと全く意味が違うのね。
まとめて読んせいもあると思うが、とにかくラストまで、2人が上手く逃げられるかドキドキしながら、そして祈りながら読んだ。

タイトルの三つ編みのように3つの話が交わって終わる。
そんな都合の良く…って気持ちも、なくはなかったけど・笑
それ以上に3人(スミタの娘も入れて4人か)にしあわせになって欲しいという気持ちが強かったから、ホッとした。

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帯にあるようには共感はできなかったかなぁ。
少し前だったらサラには共感できたかもしれないけれど。
カタカナのせいなのか、他人事なのか、自分の生き方とあまりにも違い過ぎたのか。
なんだか自分の冷たい部分に触れたようでそこは少し反省するような寂しさを感じた。

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世界中のひとが自分の「かかり」で生きたら、差別とか必要なくなるのにね。

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朝歌61日目

MVカッコいいです!

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