見出し画像

バランス

もう5〜6年前になる。
当時娘は大絶賛思春期真っ只中で、家族(主に私)と激しくぶつかり合っていた。

ある時、これも娘の自己表現なんだなと気づき、だったら私も自己表現してやるぅぅぅ!!
と思い、娘と揉めてる最中に踵で壁を蹴った。

…ら

なんと穴が!!!!!!!!

しかもその前の年に改築して直したばかりの壁!
冷や汗しか出ない。

その時の家族の対応。

娘/「私じゃないもん」とひたすら言い続ける。
旦那さん/とにかく激怒。
息子/ひたすら私を慰める。
義母/あらら〜と言って笑い飛ばす。
義父/黙々と壁を直す。

今だにその壁の傷跡は痛々しく残っているけれど、この時の家族の対応が忘れられない。 

それぞれに役割があって、何気なくそれを果たしている。
そしてひとつの家族として絶妙なバランスをとっていることを知った出来事。

家族だけではない。
コミュニティ、職場、学校のクラスetc
あらゆる場にはこんなふうにそれぞれが役割を持っていて、絶妙なバランスをとっている。

こうやって何か事件(苦笑)が起きた時はわかりやすいけれど、そういう時ばかりでなく普段からも。
その人らしさ、その人のあり方が作用して絶妙なバランスで全体を支えている。

誰ひとり欠けても違う場ができる。
それぞれの存在が大切だということを、私たちはつい忘れてしまう。
何かあって思い出すんだけど、何もなくてもそうなんだよね。ほんとうは。


激しかった娘だけど、破損することはなかったんだよなぁ…。
そのあたり手加減というか、わかっててやってたんだなぁと痛く反省。

それにしても壁ってこんなにいとも簡単に穴があくものなんだなぁ…。

*****

来月も開催します。
自分の存在も周りの存在も大切だと気づける講座です。
こんな事件(笑)を起こさなくても体感できます。

〈いしかわいづみ自分科講座〜◯△⬜︎の物語+かかりの時間〜〉

【日時】9月12日(日)10:00〜12:00
【会場】オンライン(ZOOM)
【参加費】1,000円
【定員】5名
【お申込み】
https://izuming0821.stores.jp/items/5f80221c6e8b2b26bce928d0
【お問い合わせ】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f0b33b66444922

◆講座案内の動画です(◯△⬜︎の物語のワークのご案内です。)

◆かかりの時間の絵本の読み聞かせ動画です。

いただいたサポートはプロジェクト活動に使わせていただきます。