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歯ぐき下がりは歯を失うサイン

今週は今月医院の入口に掲示している案内板の片面をご紹介します。

まず「歯ぐき下がりは歯を失うサイン」についてご紹介します。
40代になると8割もの方が歯ぐきが下がり始めていると言われています。歯ぐきが下がると歯が長くなったように見えるので、ご自分でも鏡を見て歯が長くなったかなと感じられている方は要注意です。
歯ぐきが下がる主な原因は歯周病です。歯周病が進行して歯槽骨が溶けることで歯ぐきが下がって歯の根が露出してきます。正常な歯ぐきであば歯の表面はエナメル質という硬い組織に覆われていますが、歯ぐきが下がるとエナメル質に覆われていないセメント質の歯が露出してしまいます。セメント質は薄く、酸にとても弱いので簡単にむし歯になってしまいます。
歯ぐきは下がってしまうと残念ながら元には戻りません。下がらないように予防することが何よりも大切になります。歯周病予防には歯科医院での定期的な検診(プロフェッショナルケア)とご自身による毎日の歯磨き(セルフケア)が必要です。また、毎日の歯磨きも、ただ磨けば良いというのではないので、正しい歯ブラシの使い方を習って効果的な歯みがきを行うことを推奨しています。
いずみ中山歯科では予防歯科に重点を置いて、10名の歯科衛生士による歯磨き指導も行っていますので、正しい歯みがきを身に付けたいとお考えの方はお気軽にスタッフまでお声がけください。

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