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歯ぐき下がりは老けて見えます

先週に引き続き今月医院の入口に掲示している案内板のもう一面をご紹介します。

先週は「歯ぐき下がりは歯を失うサイン」とご紹介しましたが、今週は「歯ぐき下がりは老けて見える」についてご紹介します。
歯ぐきが下がるとブラックトライアングルという歯と歯の間に三角形の隙間ができます。このブラックトライアングルが老けて見える原因で10歳も老けて見えるとも言われています。さらに食べ物が挟まってむし歯になりやすい、発音しにくくなるなどの悪影響も起こってきます。
ブラックトライアングルができる原因は先週ご紹介した歯周病による歯ぐき下がりです。歯周病が悪化し、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうことで歯ぐきが下がるためブラックトライアングルができてしまいます。
40代の8割以上が歯ぐきが下がっているという推計から、年齢を重ねるにつれて当然その割合は増加するとともに、40代は50代に見え、50代は60代に見えてしまうということになります。先ずは歯ぐきを維持して老けて見えないようにしていきましょう。
歯ぐきは下がってしまうと元には戻りません。歯ぐきを下がらせないためには歯周病にならない、悪化させないことが大切です。歯周病予防には歯科医院での定期的な検診(プロフェッショナルケア)とご自身による毎日の歯磨き(セルフケア)が必須となります。また、毎日の歯磨きも、ただ磨けば良いというのではないので、正しい歯ブラシの使い方を習って効果的な歯みがきを行うことを推奨しています。
いずみ中山歯科では予防歯科に重点を置いて、10名の歯科衛生士による歯磨き指導も行っていますので、正しい歯みがきを身に付けたいとお考えの方はお気軽にスタッフまでお声がけください。

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