あるセッションで見た全てを引き受ける覚悟
子供の時に、
「暑い暑いって言うからますます暑くなるよ」と言われて育ったいづみんです。
こんばんは。
いや、暑いしか言う事ないだろ、と大人になった今、心の中で親に反論しています笑
そんな暑い中、今日は涼しい部屋でオンラインでキャリコンのトレーニングに参加してきました。
私はオブザーバーでその場にいたのですが、
(キャリコンとクライアントのセッションをオブザーバーとして見る役目です。)
クライアントのお話にグッときたので、書いてみようと思います。
やりたいこととやらなきゃいけないこと
守秘義務があるので詳しくは書けないのだけど、そのクライアント役の方は
「やりたい事をするチャンスが来て楽しい。」
一方で「今はやらなければならない事があり、時間のやりくりが出来なくて、やりたい事が義務感に変わるのがこわい。」
そして、「バランスをとって全てを上手くやりたい。」と話されていました。
手放す?手放さない?
キャリコン役の方から、
「たくさんのことを背中に背負っている気がする」というフィードバックがあり、それを見ていたオブザーバーの私たちも、みんなきっと同じことを思っていました。
「何かを手放した方がいいのでは?」
フィードバックをもらったクライアントは、
ハッとした顔になり、「そうですよね」と続けました。
数時間たった今、本当に手放す事が良い事なのか、わからない私がいます。
引き受ける覚悟
そのセッションの中で、クライアントが
「こんな境遇にいる私だからこそ、キャリアコンサルタントとして対人支援をする時にできる事がある」と言っていて、それがとても印象的であり、刺さった言葉です。
置かれている状況で、必死にバランスを取りながら、やりたい事もやる。
もしかすると、「自分がしっかりしなければ」という呪縛のような思い込みがあるのかもしれない。はたから見るとそれは痛々しく愚かなものに見えるかもしれない。
だけど、それも百も承知で、彼女はそれを引き受ける覚悟を持とうとしているのではないか?
「こんな境遇にいる私だからこそ、キャリアコンサルタントとして対人支援をする時にできる事がある」
この言葉に、私はそんな事を感じています。
頑張っている自分が好き
私はギリギリの状態で頑張っている時の自分が結構好きです。充実してると感じます。
頑張っている自分が好き、なんて自己啓発の本からめっちゃディスられそうだけど笑、でも好きなんだもん。
だから、「バランスをとって全てをやりたい」という彼女の気持ちがよくわかる。
彼女が何かを手放すのか、それはわからないけど、全てを背負った自分を好きでいることも、彼女にとって大切なことなんじゃないか?と思います。
どうか、身体には気をつけて、
今起きている事を全てリソースにして、
あなただからできる事を実現してください。
一緒にがんばりましょう。
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