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フリーランスのスタートライン

「軽い気持ちで」という表現がいちばんしっくりくる、わたしがこの仕事を始めた理由。

家で仕事できるからもし子どもたちが熱を出しても大丈夫だし、家のことしながら仕事できるし、まあまあ文章書くの好きだし、大丈夫でしょ? と思ってた。

……甘い、甘すぎる。激甘だ。

実際には、熱を出す子どもたちを見ながら納期に追われ、仕事と家事の間には寸分の隙間もなく、文章力と表現力のなさを毎度まいど突きつけられる。

もっとうまく立ち回れる人は多いんだろけれど、要領の悪いわたしはもう表面張力ギリギリのような毎日です。

それでもどうにか3年ほどこの仕事を続けてきて、それなりに途切れることなく依頼をいただいてきました。

いわゆるSEO記事を中心に書いてはいますが、取材記事やコラムなどの仕事もちょこちょこと。

このまま続けていくのもアリなのかな、と思いつつも、頭打ちになってる感も否めなくて。この先に見えるものが、ない(わたしの場合は)。

いわゆる「ママライター」や「主婦ライター」という枠には入りたくなくて、とはいえ強い売りになるものがない……(自分で書いてて嫌になるな)

じゃあどうすりゃいいんだってずっと考えてて。

答えはわりとシンプルでした。

これから先、自分が寄り添っていきたいことをやろう。

会社勤めとかであれば、そこそこ好まない仕事でも周りの協力も得つつ、わちゃわちゃと乗り切れちゃう場合が多いと思う。

でも、フリーランスで、ひとりで仕事をするのには、自分を突き動かす強い何かがないと、長くやっていくのは難しいんじゃないかなと思って。

つまりは強い関心を寄せ続けられるであろうこと。興味を持って調べ続けられるであろうこと。

こんなのフリーランスとして当たり前すぎるんだろうけど、ここまでとにかく毎月それなりのお金を稼ぐことが中心だったから、そこまで手が回らなかったんです。

ようやくスタートラインに立てたのかもしれないね、わたし。



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