Apple TV 4Kは必要か(#買ってよかったもの2022 その5)
2022年のAppleオンラインストアの初売りで、Apple TV 4Kを購入した。
最初に買ったのは初代Apple TV。それ以降も、刷新される度に最初は「要らないよなあ」「心躍らない」と興味を持たないのに、後から結局買っている。各世代買い換えて4Kも結局買ってしまった。
毎回買ってしまうのには理由はある。以前のバージョンの時はAirPlayでミラーリングして観たい動画アプリがあるとか、今回4Kを買ったのは、Apple Musicアプリが入ってる(以前使っていたものはiTunesまでだったのでApple Musicは入ってなかった)、Apple Musicのミュージック・ビデオを大画面TVで再生するにはAppleTVが必要という結論に至ったからだ。
Mac miniからSidecarでディスプレイとしてiPadを使っている間はTV画面側を拡張ディスプレイに設定しててもミュージックビデオが再生出来ないようにプロテクトがかかっている。というか、ミュージックビデオを再生してる間はSidecarが使えない。Fire TV Stick 4K Maxでも、Apple TV +は観られるけど、AppleMusicは聴けるけど、ミュージック・ビデオは観られない。でもAppleMusicで配信されているミュージックビデオを大画面のTVで流しながら作業がしたい。それだけのためにApple TV 4Kを購入した。
買った当初は、YouTubeで我慢すれば1万円単位の出費が防げたのに、バカだなあと我ながら思ったので、買ってよかったという気持ちよりもモヤモヤ感の方が強かったのだが、買ってみて、使い始めてからやっぱり買ってよかったという結論に至った。AppleMusicを100%堪能するにはApple TV 4Kが必要だと実感した。
公式が発信するビデオプレイリスト
AppleMusicでは公式アカウントがジャンル別にあって、それぞれが発信しているプレイリストが充実している。クラシックやインディー・ロックなど、詳しい人が必要な分野が充実しているのはありがたい。
US、UKを中心にしたインディー・ロックのビデオプレイリスト。毎週水曜日更新されるので、自分のライブラリに登録しておいてたまに開いて流していると新着のミュージックビデオが観られる。
一応、オルタナティブとなっているけど基本的にはメインストリーム系ロックのビデオプレイリスト。これは随時更新されている。
MPBはボサノヴァを中心にしたブラジリアン・ミュージックのビデオプレイリスト。不定期更新。
クラシックのライブ映像を中心にしたビデオプレイリスト。随時更新。
アーティスト別のビデオプレイリストも豊富
アーティスト別のビデオプレイリストも充実している。
ライブ映像も充実のAppleMusic限定配信
人気アーティストのAppleMusic Liveのビデオも配信されている。
iTunesの頃から培われたオリジナル企画
AppleMusicになってサブスクリプションが始まる以前のiTunes Storeの頃から、iTunes FestivalやiTunes Originalのライブが企画され、配信されてきたアーカイブを持つAppleだからこそ、それらのアーカイブも各アーティストのホームを開けば配信されていたりする。最新のミュージックビデオが観られるのも魅力だが、過去のライブ映像が観られるのも大きなポイントだと言える。
Coldplayのオースチン・シティ・リミッツでのライブ映像は、ビデオ・アルバムとして当時、iTunes Store限定で販売されていたもの。当時iTunes Storeで購入したので覚えているが、ビデオ・アルバムという形式が斬新だった。
YouTubeでは得られない満足感
こうした、長年に渡るオリジナル・アーカイブという強みと公式が発信する充実したアップデートを充分に堪能するにはApple TV 4Kは必須だし、YouTubeでは得られない満足感がある。コンパクトで長く使える製品だし、この充足感から考えると1万円越えでも決して高くはないと思う。特に、今はApple TV 4Kの2022年版、第三世代が発売されたので型落ちは15000円程度まで値下がりしている。買ってみるのにはちょうどいいタイミングと言える。
今日の1曲
今日のパンが食べられます。