Pitchfork2022世代別読者投票
ピッチフォークのリーダーズ・ポールが発表になっている。ベスト・ソング100、ベストアルバム50、米国各州のベスト・アルバム、その辺は妥当な分布なので記事を参照してもらうとして面白いのが読者の年代別トップ25が閲覧できるところ。
18歳未満、18-24、25-34、35-44、45-54、55-64、65歳以上といいう風に分けられている。25位までの画像を載せると見づらくなるのでとりあえずトップ5を載せていく。
18歳未満
18-24歳
25-34歳
35-44歳
45-54歳
55-64歳
65歳以上
6位から25位は下の記事から確認できる。
ランキングの並びはどの世代も妥当なもの、納得のランキングという印象だが、Pichforkの読者が選ぶというバイアスがガッツリかかってはいるものの、中高年から高齢者まで、Mitski、Wet Leg、Fontaines D.C.などのニューカマーをきちんと追っていて、その音楽を楽しみ、評価していること、そして今や素人がSNSで発信するレビューに情報拡散の重心が動いている現実がある中、Pitchforkのような前世紀からあるプロ視点で活字でのレビューを中心にしたメディアを参考にする層が幅広く存在し、そこに影響力が健在であることに安心感を覚える。
トレンドは音楽業界が作り出すものではないけど、リスナーを大海に放り出してなんとかなるものでもないと思っている。制作やプロモーションをする業界とリスナーとが相互に影響を与え合える健全な関係性が築いていければ、持続可能なトレンド形成のスパイラルが広がり、人はいくつになっても新しい音楽に感動していけるのではないかと思う。
今日の1曲
今日のパンが食べられます。