【　なにもないのが武器　】

以前に、あることを人に相談した時、

それは、〇〇だからいけないと思うよ
たぶん、それは〇〇になってしまうと思うよ
実際のところ、○○はXXだからそれはよくないと思う
それが○○だったら、XXだと思うからよくないと思う

というような感じで、全ての意見に関してブロックされてしまったことがありました。
それを聴いてどう思うかは、私の受け取り方次第で変わってきますが、
実際、貴重なご意見をいただいたのに、結果、「なんだかマイナス思考な下りを並べられてしまったなー」と思ってしまったのでした。

一方で、別の人にそれを相談すると、

そんなこと考えたんだ、すごいね！
いいね、○○をしてみるとXXになってよくなるかもね
○○っていうのも試してみるといいんじゃない？きっと良い方向にすすむね！
それに加えてさらに○○をするとプラスになるね、きっと！

などと、自分にとってプラス思考となるご意見を沢山くれたのです。

色んな人と話した時に、その人の反応がどうだったかレヴューしてみて、
自分はどうなのか？逆の立場だったら、どのように対応してあげたいかと一度は考えてみるようにしています。

実際私にも、今まで生きてきて、即答で、相手に対してネガティブ思考を与えちゃった場面は沢山あったと思います。
でも、自分が実践や経験したことのない事象に対して、相手にマイナスな意見を押し付けるのはいけないことだなと思いました。
頭ごなしにそんな返しをされると、
それって実際、「見たんか？」「やったんか？」
と思ってしまいますから。

YouTubeで知った元ホストのローランドさん。
彼の発言がポジティブ過ぎるので、よく参考にさせていただいています。

彼の口から発する言葉は、ホストだからただ単にカッコつけているのでは？という「発言に対する嘘っぽさ」がなく、あくまでも彼の思考なんだなと受け止めていますが、（発言の中には面白過ぎて、なんだかお茶目だなーと思うものもありますが）実際、色々なことに成功されいる実業家、かつ、実績のある方であるからこそ、ローサンドさんから発するポジティブなお言葉がとても力強く感じられるんですよね。

そのローランドさんがおっしゃっていたとっても大好きな言葉。

なにもないのが武器なんですよ

って。

「事業の立ち上げ時、色々試行錯誤の上、トライしてきた。
事業経験のない自分は、すでに経験をしてきた人にそれを相談したら、笑われたこともあった。
でも、自分はやってみた。
やりたかったから、やってみた。
結果、事業はうまくいったんだけど、無知だから、経験がなかったから挑戦できたんだ」
って。

「他人には、コレ！という自慢できる何かや、テクニックや、素晴らしい経験があったりするのに、自分にはなにもない、自分はなにも持っていないからといって、自分を卑下し、悲観的になる人がいる。
でも、なにも持っていないことこそが、武器なんですよ。
僕にはなにも経験や知識がなかったから、チャレンジできたことなんですよ。
だから、なにもないことを武器にして、なんでもチャレンジしてみてください」

って。

この言葉は、ある専門学校の卒業生に贈られた言葉です。
専門学校の卒業生？お若い方は、これからの未来があるからいいけど、
自分はもう歳だから、その考え方、私には無理よ、と受け取る方もいらっしゃることかも知れないですが、私はいくつになってもチャレンジできる精神でいたいなと思いました。

なので、なにかを始めたいんだという相談を受けた時、一つ返事で「じゃあやってみたら？！」と、プラス思考を与えて背中を押してあげれる人でいたいなーと思うのでした。

学びと成長したい気持ちはとても大切だなーと、ね。
（にぎりこぶし）