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Keychron Q1 Knob Ver レビュー/重すぎて筋トレできそうなキーボードです

買っても買ってもキーボードが欲しくなってしまう。
というわけで先月K8 Pro ヨドバシカメラ限定モデルを購入したというものの、Keychro Qシリーズも欲しくなってしまう衝動を抑えられるわけもなく…。だがここは大学生…お金はないがQシリーズとなると3万円は簡単に超えてしまう。
というわけで良い感じの中古品を探していたところ発見してしまい、我がデスクに9台目のキーボードとして迎え入れることになった『Keychron Q1 Knob Ver』ですが、今回はこちらをレビューしていこうと思います。
最高の打鍵感を求めて、Qシリーズがどれほどのものなのか…。
ぜひ最後まで読んでみてね。


Keychronとは

Keychron 会社ロゴ

K8 Proのときも紹介したが、改めてKeychronについてもう一度簡単に紹介しておこうと思う。(コピペ)
Keychronはフランスと香港に拠点を置き、2017年からキーボードを製作しているメーカである。これまでも多くのキーボードを製作・販売してきており、日本国内でも多くの方に愛用されているようだ。
とにかく種類が豊富でそれぞれの用途や好みに合わせたキーボードを購入することが出来ると思う。

Qシリーズについて

QシリーズはKeychronの中でもフラグシップモデルに位置付けられているキーボードだ。
より優れたタイピングの快適さ、つまり最高の打鍵感を提供するために設計されたキーボードということだ。
しかしそれだけではない。すべてのパーツを組み立てることが可能で、自分の理想のキーボードを追い求めることが出来るのも大きな魅力だ。
もう一つQシリーズにはQ Proというものが存在し、こちらはBluetoothでの無線接続が可能になっている。有線ではなく無線でQシリーズを体験したいという方はQ Proがおすすめだろう。
最近ではQ MaxというQシリーズを超える最高級キーボードも販売されているようだが、さすがに手が出せないのでいつか試してみたいなぁ...とだけ。

Q1 Knob Verについて

さて、ここからは今回購入したKeychron Q1 Knob Ver Gateron G Pro 赤軸について紹介していこうと思う。

Keychron Q1 Knob Ver Gateron G Pro 赤軸

こちらはいわゆるQ1にノブがついたキーボードとなっている。だがそれだけではなく、Q1で散々指摘されていた金属音についての対策がなされており、より快適なタイピングが可能になっている。

このキーボードは、単なる道具というよりもデスク上の芸術品です。

https://kopek.jp/products/keychron-q1knob/

このように打鍵感だけではなく、デザインや質感においても相当なこだわりをもって設計されたキーボードということが感じ取れる一言。
確かにこのアルミボディはデスク上で高級キーボードとしての存在感を放っている。

そして先ほどのQシリーズでも紹介した通り、すべてのパーツを組み立てることが可能なのもこのキーボードの魅力だ。文字通りすべてだ。カスタムパーツはそれぞれ別売りとなっているが、表面のキーキャップから内部の吸音フォームまですべて交換可能なのだ。

見ての通りすべてのパーツを分解することが出来る。
引用 : https://kopek.jp/products/keychron-q1knob/

自分が理想のキーボードを作るうえでのベースのみの販売もおこなっており、こちらはキーキャップとスイッチが付いていないバージョンなので、それらを自由に選択することも出来る。

ベースのみの販売も行っている。
引用 : https://kopek.jp/products/keychron-q1knob/

最大の魅力と言っていい打鍵感だが、こちらはダブルガスケットデザインというものが採用されており、金属間の共振を大幅に低減して衝撃を受けた金属のノイズを低減している。この構造を用いることによってキーボード自体の打鍵感を良くしているのだ。

二つのガスケットによって快適な打鍵感を実現している。
引用 : https://kopek.jp/products/keychron-q1knob/

販売されているキーボードにはそれぞれGateron G ProスイッチとGateron Phantomスイッチから選択が可能である。

Q1との違いというのがノブなわけだが、ノブは回転と押し込みでの機能があり初期状態では音量調節と消音である。VIAソフトウェアを使用することによってお気に入りの機能を追加することが可能だ。

Konb Verということでノブが付いている

何より回したときのクリクリ感が気持ちい。音量調節でも十分便利なのだが、個人的にはノブがついていたほうがデザイン的にかっこいいから気に入っているというのが大きい。

その他の機能としてはQMK/VIA対応、Mac/Win対応、LEDバックライトなどなどがある。Mac/Winについては側面のスイッチで変更可能で、もちろんそれぞれ交換用のキーキャップも付属している。

使用してみての感想

さてここまでは本体の機能などについて紹介してきたが、実際に使用してみての感想も紹介しようと思う。良いと感じた点と気になる点についてそれぞれ紹介していこうと思う。

良いと感じた点

見た目

言わずもがな…。アルミフレームの高級感とノブの存在感がたまらなくかっこいい。派手さはなく、とてもシンプルなのも良いポイントだと思う。

Keychron Q1 Knob Ver 全体像

全体的にカーボンブラックと白で配色されており、escキーのみがレッドとなっている。こちらのキーはブラックに変更可能だ。
バックライトについては、私は基本的に光らせないのだが、光らせてもキーキャップとフレームの間から漏れ出す程度で下手に眩しくはないのも良いと思う。
とにかく派手さはなくとも、圧倒的な高級感を静かに放っているのが素晴らしいと感じた点だ。

打鍵感

こちらはこだわりを持って設計されているだけあって、非常に素晴らしい。
感覚としてはNuPhy Halo65のリニア軸と似ている。打っていて軽いコトコト感が指や耳を伝わってくるのが非常に気持ちいい。
ただ少しだけ気になるのが、対策されているはずの金属音がたまに聞こえてくることだ。コトコト打っていて稀に「あれ?今の金属音?」みたいな時がある。
まぁそこまで気になるほどでもないと思う…。実際私は気になっていない。ただ敏感な人には注意が必要かもしれない。

重さ

このキーボード、これで筋トレでもできるんじゃないかってくらい重い。
私がこれまで購入してきたキーボードの中で圧倒的に重い。
しかし、この重さが安定感を与えてくれる点は非常にいいと思う。ちょっとやそっとの力ではずれないので、激しいタイピングを行う方でも圧倒的な安定感を提供してくれるはずだ。

気になる点

高さ調節用の足がついていない

私はこれまでパームレストを必要としていなかった。
なぜならこれまでのキーボードはパームレストなどなくても高さ調節用の足によって傾斜をつけることによって自分の手に合わせることが出来ていたからだ。そもそも高さのあるキーボードに打ち慣れているというのもある。
しかしこのQ1…足がないのである

裏面 滑り止めのゴムのみ

この足がついていないおかげでパームレスト導入を本気で考えているのだ。正直打ちにくい。
これはこのキーボードにおいて最大の気になる点だった。

重さ

良い点にも書いたが、この重さはデメリットにもなるだろう。
まじで重い。安定感はすごいのだが、とにかく重い。
デスク上に常設している人にはあまり関係ない話ではあるが、私のように気分によってキーボードを変える方やちょっと移動させたいとかいうとき、本当に重いのだ。
筋トレできそうなくらい重い。

まとめ

新品で購入すれば3万円を優に超える超高級キーボードKeychron Q1 Knob Ver Gateron G Pro 赤軸をレビューしてみました。
Keychronのフラグシップモデルなだけに、見た目や打鍵感にはかなりのこだわりが感じられるキーボードだと思いました。個人的にはかなり気に入っていますし、Qシリーズのキーボードを試すことが出来て嬉しかったですね。
ただ気になる点もちらほらあって、そこで好みが別れる点になってくると思います。私はパームレストが必要な点がイマイチかななんて思いますが、これを機に試してみるのも…まぁありかななんて思ったりもしてます。
(ちなみにパームレスト購入した…)

購入を検討されている方の参考になれば幸いです。


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