シネマ詠 九 タイトロープ創造力翔て渡り切る深淵の底『リアル』な華咲く

画像1 シネマ詠 九  『世界一受けたいお稽古』
画像2 「マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」ペーター・ヴァイスの戯曲をピーターブルック は1967年 映画化して監督をしている。 この映画は2014年公開 監督は息子のサイモン・ブルック 演出家は役者の無意識を引き出して意識化させ、尚且つそれを自然に振る舞えるまで 無意識化させるというプロセスを踏むことが肝要であると考える。一本のロープを崖の上に吊されたタイトロープして渡りきる演技に挑戦する役者達、繰り返し視たい作品である。

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