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どん詰まり、かもしれないけれど、note再開いたしました

2記事書いた後から8か月経っていました。
ハンドメイドアクセサリーの制作は続けています。

アクセサリーのSNS投稿は3~4ヶ月間、ほぼ毎日やりましたが、そもそものインプレッションが増えない。なのでフォロワーが増えるわけもなく……。いいなと思う、もの作りをされている方を中心に、フォローやいいね・コメントなどもしてみました。たまに反応があったりしようものなら、生きてて初めてくらいの感覚の出来事だし、ものすごくうれしかった。それも伝えたかったけれど、たくさんのフォロワーやコメントがついている方にはかえって面倒をかけることになってしまうのかもと思うと、返すことができず。

“フォローやコメントをしないと、インプレッション数やフォロワー増につながりませんよ”という世界のようで、私には向いてない場所なのかなと感じます。“手あたり次第いいねとフォローの数を増やす”という手段で、インプレッションを増やすということができるのかはわからないけれど、できたとしてもそれはやりたくないかなと思っているし。“いいね”がたま~につくくらいの何も変わらない状況で心が折れてしまい、一時期まったくやらなくなっていましたが、何もやらないよりはと思い直し、最近細々と再開いたしました。

noteも書こうとは何度も思ったのですが、何も発展がない状況では、何も書くことがない。書いたとて、きっと愚痴とぼやきのみ。
これからそうなってしまうかもしれませんが、noteさんも、「駄文でも短文でも悪ふざけでも、とにかく気軽に投稿しましょう」と言ってくださってるし。私も何かしら足跡を残しておきたい気持ち(とぼやきたい気持ち)はあるので、どういう内容になるかは気にせず、つらつらと書き始めることにしました。

ここ最近は、季節を意識してアクセサリーを作ろうとしています。以前から少しは気にしていましたが、タティングレースでイベント(例えばハロウィーンとかクリスマスとか)に合わせたものを作るのは、私にはハードルが高くてほとんどできていませんでした。
今もうまくできているわけではありません。だけど、形や色合いなどに“季節感”という縛りを取り入れてみたことで、何も縛りがない時よりもかえってアイディアが出てきた。制限がある方が創作が進むとは、思ってもみない気付きでした。

ということで、この度ショップに追加した品物はこちらのリング。

タティングレース(淡いグレー)とガラスビーズ(クリア:オーロラ)のリング
雨粒を指輪にしたらこんな感じ……?

梅雨が間近なので、雨粒をモチーフにいろいろ制作中。
カットが入ったクリアのガラスビーズで、角度によってオーロラのような輝きも。タティングレース部分は淡いグレーで、梅雨のイメージに合う色合いかなと。地味かもしれませんが、暗くはなくシックな雰囲気でいろいろな服装や幅広い年代の方に合うのではと思います。
金属を使っていないので、金属アレルギーのある方にもつけていただけます。
指輪は自分の視界に入る機会が多いので、つけていると気分が上がりやすいアクセサリーな気がして好きなアイテムです。

それにしても、ハンドメイド作品の多くの価格が安すぎる気がしてなりません。きっと私のショップの品物は「なんでこんな物が、こんなに高いの?」と思われていることでしょう。(まぁ、見ている人が少ないことはさておき) この程度のものがと思われるのも、制作時間がかかるのも、私のスキル不足に他ならないということは否めません。ですが、ハンドメイド界隈を見ていて、「どう見積もっても時給はおろか、材料費に毛が生えた程度の価格なのでは?と思えるハンドメイド作品が多すぎる」気がしてならないのです。
500円って? それ、30分以内で作らないと時給以下ですよね? 材料費は? 材料を選んで買うのにかかった時間は? どういうものを作るか考えた時間は? 発送・梱包にも時間がかかりますよね? 
と私は思ってしまう……。
「趣味で作っていて、売れたらうれしいので(赤字でも)」という作家さんもいるのだろうし、価格の付け方はその方の自由なので何も言えないのですが。

高くすると売れなくなるから安くしているのだろうけど。
そういうものがあると、利益がきちんと取れる価格がつけにくくなっていくのもわかるけど。
安い方がいいという、買う側の気持ちもわかるけど。

中国製などの量産品の品物は、信じられないくらい安い価格のものがあります。素敵なデザインのものもたくさんある。そのうえ企業が販売していることで、強度などの信頼性も高いなら、そちらが選ばれるのもわかります。
ハンドメイド作品という時点で、そもそもそういうものとの比較は難しいとは思うのですが、世の人々には手作りの物にかけられた様々な要素をまっとうに評価してほしい。
ハンドメイド界隈が、せめて“時給くらいは取れるのが普通”という世界になることを願っています。

ハンドメイドに足を踏み入れたばかりの新参者が、その世界を初めて知って感じたあれこれでした。

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