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キャッシュメモリと短期記憶

今日も今日とてITパスポート、鍼灸師の伊藤です。
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本日のテーマはキャッシュメモリです!
張り切っていってみましょう〜

問題

CPUのキャッシュメモリに関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア キャッシュメモリのサイズは、主記憶のサイズよりも大きいか同じである。
イ キャッシュメモリは、主記憶の実行アクセス時間を短縮するために使われる。
ウ 主記憶の大きいコンピュータには、キャッシュメモリを搭載しても効果はない。
エ ヒット率を上げるために、よく使うプログラムを利用者が指定して常駐させる。

キャッシュメモリの重要性

メモリとCPUがやり取りする上で困るのが処理速度の差です。
せかせか働くCPUに対して、メモリはのろまな亀。
そのままデータなどのやり取りをしていると待ち時間だらけになってしまいます。
ここで活躍するのが、キャッシュメモリです!その機能は・・・

1.CPUからのデータを受け取り一時保管
2.メモリに合わせてデータを受け渡す
3.頻繁にする処理データであれば、メモリを介さずCPUに渡せる

つまり、キャッシュのおかげでCPUは待ち時間なくサクサク仕事をこなし、メモリはマイペースに書き込みができる訳です。

人間の記憶システムに似てる

このキャッシュとメモリの機能を人の脳みそで考えると、扁桃体と海馬の関係にそっくりです。
人間の記憶ってすぐ海馬という倉庫に収納されるわけではないのです。
扁桃体で一時保管して、重要な情報を取捨選択して海馬に保管されていきます。

ここで豆知識。
扁桃体は感情にも大きく関係しているため、学習の後に不安、恐怖を感じる事によって、より記憶が定着する傾向があります。決しておすすめな方法ではありませんが、学習後に怖い思いをすると覚えやすいです。

回答

回答です。
ア キャッシュメモリのサイズは、主記憶のサイズよりも大きいか同じである。
キャッシュメモリは主記憶よりサイズがかなり小さいです。SRAM(Static Random Access Memory)非常に高速なため小さくて大丈夫。

イ キャッシュメモリは、主記憶の実行アクセス時間を短縮するために使われる。
そのとおりですね。

ウ 主記憶の大きいコンピュータには、キャッシュメモリを搭載しても効果はない。
主記憶の大小に関わらず、キャッシュメモリを搭載することで効果が期待されます。

エ ヒット率を上げるために、よく使うプログラムを利用者が指定して常駐させる。
そのようなことはないようです。

答えは イ になります。

ITパスポート受験まで・・・

あと14日です。
あっという間だ〜!!!

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