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活用出来ていない話

 情報カードを使っている。京大式のものだ。『知的生産の技術』を読んでからずっと、京大式の情報カードを使っている。主に、仕事をしていて改善した方がよいと思ったことや、本を読んでいて心に引っかかった部分などを書き写すなどの使い方をしている。

 さて問題は、これを十分に活用出来ているかどうかだ。情報カードに何かを書き込むのは良いが、それを読み返すなどしなければ、書いただけで終わってしまい意味がない。ここで、情報カードの使用状況をふりかえってみようと思う。

 情報カードはそのままでは散逸してしまうため、保管のため箱を自作し使っている。私が今までに書いてきた情報カードは、全てこの箱の中にいれて保管しているのだ。下の画像をみていただければわかると思うが、箱にギチギチに詰め込まれている。これでは、箱の中からカードを1枚とりだすのもひと苦労である。

このようにぎゅうぎゅうに詰め込んでいては、活用もなにもあったものではない。

 問題はまだある。図書整理カードだ。私は蔵書の整理のためにと、1冊につき1枚の割合で図書整理カードを作成してきた。しかしこのために使用しているカードが廃番になってしまっているのだ。今はまだ予備のものがあるから大丈夫だが、少なくなった時に調達することが出来ないのである。

この図書整理カードは便利だが、もう廃盤になっているので新しく調達することが出来ない。

 この問題については、突破口がある。今まで作成した図書整理カードを、そのまま京大式カードに貼り付け、これから購入する本に対しては、京大式カードで図書整理カードを作成するのである。この方法なら、情報カードの規格を統一することにもつながる。それに、今まで作成した図書整理カードも無駄にならない。

 問題はやはり収納である。京大式カードの収納箱はもうパンパンだし、図書整理カードはそれよりも小さいとはいえ3つもある。規格を統一するというなら、京大式カードの枚数はいっきに増えることになる。現状を変えるならば、まずはそこから手をつける必要がありそうだ。

※イラストはPixAIで生成したものを使用しています。

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