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本を読んだ感想・勉強記録・資格の合格体験記・考えたことを雑多に綴っています(雑多すぎる…

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本を読んだ感想・勉強記録・資格の合格体験記・考えたことを雑多に綴っています(雑多すぎるのでマガジンで整理しています)。かなり不定期の更新です。

マガジン

  • 本を読んだ感想

    本を読んで考えたこと・感じたこと・学んだことをまとめています。

  • 考えたこと

    ふと思いついたアイデアなどをまとめています。

  • 社会人の独学記録

    資格の取得以外で勉強したことの記録の類をまとめています。

  • 資格の合格体験記

    資格の合格体験記です。マイナーな資格を優先的に書いていこうと思っています。

最近の記事

「歴史」ではない、学問としての「歴史学」

ぼちぼちと(本当にそれはもうぼちぼちと)歴史を勉強しはじめて、半年以上が経過した(過去記事参照)。他にもいろいろ勉強していたり、一時期は体調に問題があったりで、そこまで進捗は芳しくないけれど、諦めはせずに続けている。 主に高校生を対象とした教科書や参考書を使って勉強している中で、最近はその背景となっている(はずの)「歴史学」という学問分野についても興味が湧いてきた。そんなときにちょうどSNSで『歴史学入門』という今の私にぴったりなタイトルの本を見かけたので、手に取ってみた。

    • 【合格体験記】統計検定2級の勉強方法

      最近「統計検定2級」に合格したので、実際に行った勉強の方法・かかった時間をシェアします。 ーー 1. 前提知識前提として、断片的に関連する知識がある状態でした。 まず、高校で文系の生徒が学ぶ範囲の数学は、きちんと理解している状態でした。単元でいうと、場合の数・確率と、データの分析あたりかなと思います(現行の学習指導要領の数バージョン前の時代に高校生をやっていたので、最近の高校生ならもっと統計学に関する内容をたくさん学んでいると思います)。 また、大学でも、授業でほんの

      • 10年来ずっと体調の悪かった人間が、「認知行動療法」により少し元気になった話

        ここ数カ月、独学で「認知行動療法」という心理療法について学び、徐々に自力で実践できるようになってきたので、その中で考えたこと・感じたことを綴る。 注意:この記事は心理学の専門家が執筆したものではありません。内容に誤りがある可能性があります。あくまで素人の個人の意見・感想としてお受け止めください。また、この記事を読んで認知行動療法に関心を持ってくださった方のうち、現在何らかの精神疾患を抱えている方は、必ず主治医に相談した上で本療法に取り組むようにしてください。 1. 私が認

        • 働きたくない人間が、「働く」について学んでみた

          私は基本的には働きたくない人間だ。 一生いきていけるだけのお金が手に入ったら、今している仕事は即やめてしまうと思う。 最近は、あまりにも働きたくなさすぎて、そもそも「働く」っていったいなんだったっけ、と思いを巡らすことも増えてきた。 そこで、「働く」ということについて、どう捉えるべきなのか知りたいと思い、本を読んでみた。 結果的に、「働く」とはなんなのかいまいちよくわからないままだけれど、学びは確かにあったので、ここにとりまとめておきたい。 「働く」は単純にポジティブo

        「歴史」ではない、学問としての「歴史学」

        • 【合格体験記】統計検定2級の勉強方法

        • 10年来ずっと体調の悪かった人間が、「認知行動療法」により少し元気になった話

        • 働きたくない人間が、「働く」について学んでみた

        マガジン

        • 本を読んだ感想
          4本
        • 考えたこと
          1本
        • 社会人の独学記録
          2本
        • 資格の合格体験記
          2本

        記事

          【合格体験記】IPO実務検定試験(標準)の勉強方法

          最近「IPO実務検定試験(標準)」に合格したので、実際に行った勉強の方法・かかった時間をシェアします。 ーー 1. 前提知識既に持っているいくつかの資格と内容が重なっている部分があったため、0からのスタートよりはほんの少しアドバンテージがあったと思います。 〈既に持っている関連資格〉 ・日商簿記2級(1級も勉強中) ・FASS検定 ・ビジネス実務法務検定2級 ただし、下記にて記載する公式テキストは、初学者にも分かりやすいように書かれてあると感じましたので、前提知識はな

          【合格体験記】IPO実務検定試験(標準)の勉強方法

          「歴史嫌い」だった社会人の、世界史独学記録

          わたしは中高生の頃、歴史という科目があまり好きではなかった。得意でもなかった。とにかく固有名詞を覚えるのが苦手なので、「暗記科目(と呼ばれているもの)は全般無理!」という感じの学生だった。 そんな私が、今頃になって「歴史をちゃんと勉強しなおそう」と思い始めた。社会人になった今でも相変わらず固有名詞を覚えるのは苦手で、仕事でも人の名前や組織名、システム名、文書名、その他諸々の用語はすべて単語帳やリストにまとめて丸暗記する時間をしっかりとるという努力でなんとかカバーしているが、

          「歴史嫌い」だった社会人の、世界史独学記録

          「(仮称)学び歴SNS」

          最近(といってもここ2-3年)、わたしがほしいなあと思っているサービスがある。 それは、各人が学んできたこと・学んでいること等についての情報を交換し合うプラットフォームだ。 わたしの心の中では、「学び歴SNS」という仮称をつけている。 これがほしいなあと思う理由は3つある(←表現に本業の癖が出ている)。 理由①「学び」そのものがもっと重視される世の中になるべきではないか、と思うから。 自己紹介をする時、学歴や保持資格には触れても、自分が何を学んだことがあるかまで言及す

          「(仮称)学び歴SNS」

          文化人類学と許容

          学生時代、「人類学」と名のつく授業を2、3履修したが、その面白さはよく理解できていなかったように今では思う。当時のわたしは、「よく知らない国や地域の文化を知ったところで何になるというのか」と感じていた。 最近なんとなく、改めて文化人類学について知ってみたくなった。だから簡単な本を読んでみた。その結果、文化人類学を学ぶと、「他者を許容する」ことが出来るようになるのではと、考えるようになった。同時に、文化人類学の面白さも知った。 まず最初に読んだのは、この本。 村松圭一郎『

          文化人類学と許容

          文学作品との向きあい方

          文学作品と呼ばれるものを読むことは、そこそこある。読む本の中での割合はそこまで高くないけど、読みはする。名作と言われる日本文学/海外文学を読むことへの憧れもあって、そんな作品を読むこともある。好きな作家さんの作品を読むこともある。(ちなみに今回、「作品」と「テクスト」という言葉を意識して使い分ける考え方があることも知った。) だけど正直なところ、どう向き合えば良いかわからないまま、字面だけを追いかけて読み終えてしまうことも多い。自分が経験できないことを追体験することが出来る

          文学作品との向きあい方