終わらない物語の話(エンリピ感想 ※ネタバレなし)

本日、男劇団青山表参道X 「エンドレスリピーターズ」大千穐楽おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。って数ヶ月前に下書きしたnoteが出てきた私です。

最近、最後の言葉が「か、過労死……認定……」にならないか心配しております。会社のお金で飲むお酒は美味しいなと実感してる勤続○年目


さて、エンリピのお話。

公式サイトはこちら https://oscar-aox.jp/special/endless_repeaters/

この舞台みる楽しみで本気でクソみたいな人事移動にがんばれた感だったので、今更ながら自分の備忘録兼ねて感想をつらつらと。

※今回は触りだけ。がっつりネタバレは別記事で書きます。

ストーリー
とある資産家の邸宅に侵入した強盗集団ZOO。
目指すは、巨大金庫に眠る時価20億円の「宝石」。
作戦を決行した彼らを待っていたのは、壮絶な死であった。
しかし、彼らは無機質な会議室で目覚める。
「会議を始めてください」と共に5分間のタイマーがカウントダウンされる。
戸惑いながらも、反省を踏まえながら作戦会議をする4人。
そして、タイマーがゼロになった時、彼らはまた巨大金庫の前に立っていた。

ってのがエンドレスリピーターズ 略してエンリピのストーリーなんですけど 

私「インセインじゃん……」

分かる人にはわかる話。うん2サイクルくらいの条件満たさないとクライマックスフェイズに進めないやつね。

7/21 チームサファイア、ゲストが推しこと水江建太さんだったので観劇してきました。チケットが取れて今年のチケ運は使い果たしたなと正直思った(このあと無事エーステ夏を自名義で当てましたヤッター)

結局のところ、彼らは色んなゲームにチャレンジして、失敗したら死んでしまって、死なないためにどうするのか、を繰り返すって話なんですけど。

途中で出てくるのが、ゲスト枠である「熊谷」くんというキャラクター。

この物語のキーパーソンであり、初見の立ち位置からすればきっと「黒幕」って感じの役です。インセインのPC3かPC4。PC1だったら近づきたくないな~って思う人です。ワカリヤスイネ

そもそもここはどこなのか、なぜ自分たちはここで繰り返しているのか。そのヒントになる、キーパーソンが熊谷くん。

いい役ですよね。ずるい。もうずるい。好きに決まってんじゃん。

登場人物たちはどこかに「動物」の名前が入っている。そして登場した「熊」谷 という人物。彼にまつわる後悔が、彼らから未来を遠ざけ彼らに終わらない物語を与えている。というのが話になるんですけど、

DVDの一般発売も決定したそうなので、真相はぜひ見てほしい。

熊谷くんの一片を演じた水江さんがパンフでこの物語を表すなら?というキーワードで「エゴ」と答えてたんですが、私にとってはそれが全てだなって思いました。

ハッピーエンドと取るか、バッドエンドと取るか。

何が幸福で何が不幸なのか。

そこらへんを含めて全部が全部エゴで出来た物語。

ただ、そこに希望も夢も愛もちゃんと内包されてたんだよ。っていう物語でした。


初見がチームサファイアだった私は、それでもハッピーエンドだと思ってたわけですよ。まあ、ここらへんはネタバレ記事の方で。後から「チームサファイアだけ演出が違った」ことを知った時の絶望と感動は、きっと何ものにも代えがたい体験だったと思います。円盤で他のチームを、そしてチームサファイアをもう一度見るのを楽しみにしつつ、あの熊谷くんとあのチームサファイアに会えるのは、あの日だけだったことに最大限の幸福を感じて日々過ごしてます。


なんで思い出したかって、今日事後通販のランブロが届いて、無事水江さんのランブロゲットしたら「うっ……熊谷くん……」ってなってですね。

そんな感じでガッツリネタバレ記事も書きます

ところでエーステ春単独という言葉が下書きに見えたんですけど

えっ……




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