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【悩み×本】ひとりが無性に寂しくなって、寝れないあなたへ贈る本。

ひとりの夜。
周りの生活音も消え、
世界に自分だけが取り残されたように思えて。
寂しくて、どうしようもない不安に潰されて、
眠れない。

そんなあなたに。
そっとこの本を贈りたいのです。

【本のタイトル】
ひとりの夜にあなたと話したい10のこと
【著者】
カシワイ

【こんなお話】
楽しい夜も、うれしい夜も。悲しい夜も、
さみしい夜も。泣きたい夜も。
手紙のような温かい世界があなたを包む、
人気イラストレーターの漫画短編集。

お隣さんの生活音も、
車や人通りなどの街の音も静かになって。
街が眠っていく中で、自分だけが起きている。
この世界には自分ひとりが取り残されたようで。
心細くて、寂しさに潰されそうに
思えるときってありますよね。

ひとりでは心細くて誰かと話したいけど
こんな夜中に誰かに電話をするのも
申し訳なく思えたり。
寂しいけれど誰かと電話をする気分でもない。
そんなとき、友だちではなくても、
"誰"とはハッキリ言えなくても、
確かにいる誰かを感じてみる。
それだけで、とても心強くなると思うんです。

手紙のように、そこにはいないけれど、
確かにいる相手を思い浮かべてみる。
本の主人公と語り合ってみる。
著者さんと対話してみる。
目の前に見えないけれど、
たしかに感じる温かい何かに触れてみる。
そして、想像の世界に迷い込むのです。

この本はきっとあなたに寄り添ってくれる。
あなたと一緒に、
眠れない夜を過ごしてくれるでしょう。
本は眠った街を飛び越えて、
別世界へ連れて行ってくれます。
ひとりの夜もひとりではなくて、
たしかにいる「誰か」を感じていけるのです。

・・・そんなことをいいつつも
眠れないときは、
無理に寝ようとするのではなくて
この本とともに想像の世界に踏み入れながら
朝がくるのを待ってみるもの
いいんじゃないかと思います。

朝が来れば夜が来て。
夜が来ればまた朝が来る。
どんなに深く心細い夜だとしても、
明けない夜はなくて。

大丈夫。
あなたはひとりじゃないのです。

悩みや葛藤、行き場のない想いに
潰されそうになることもあるかもしれない。
生きづらくて、根拠のない不安に
襲われることもあるかもしれない。

そんなとき、本はそっとあなたに寄り添い
あなたの心を癒やしてくれる。

本を手にとった瞬間。
あなたが動くと物語が始まって。
ページを捲るほど、世界が広がる。

本はこころ豊かに生きるきっかけになる。
本で生きづらい世の中を変えていけるのだと。

私はまだ、本のチカラ、
物語のチカラを信じていたいのです。

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