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「休む勇気」を持っていたい。

少し体調が悪くてもお母さんにはバレないよう
明るく振る舞ったり。
少し熱あるかもと思いつつ、
職場で言い出せず踏ん張ってみたり。
実習中に包丁で手を切っても言い出せなくて
トイレに篭ってしまったり。

迷惑かけてしまうことが怖くて、
休むことに止めどなく不安があって。
隠し通そうとしてしまうことが多いのです。

(迷惑かけるのが怖いのではなくて、
できない自分がバレてしまうのが怖いのでは?
...なんてことを思いつつ、
今回はそこには触れずにいきます)

だけどそれって
本当に周りに迷惑かけない行動なのだろうか。
体調不良の中出勤するほうが今の時代、
逆に迷惑なのではないか。
あまりにも自分勝手なのではないか。
「休む」という勇気こそ大事なのではないかと。



「コロナ陽性になりました」と
報告するのにどれだけ勇気を振り絞っただろう。
濃厚接触者のピックアップ、
シフトの調整の連絡に
どれほど申し訳なさを抱いただろう。

それでも早くに報告したから、
感染が広がることもなかった。
シフトの調整もスムーズに行ってもらえた。
なにより自分自身が高熱と喉の痛みが
しんどい中で療養に専念できている。

自分が思うよりも自分の存在なんてちっぽけで
休んだところで社会が止まる訳じゃない。
だったら無理せず
頑張らなくてもいいのではないか。

頑張ることはできるから、
しんどいとき、苦しいとき
「少し休みたい」「助けてほしい」
そう言える勇気持っていたいなと。

1週間休んでの再出勤は少し怖いけど、
きっと大丈夫だろう。
自分の考えすぎなだけ。
周りの休みをなんとも思わないのと同じように
周りは案外、自分の休みを
なんとも思っていないのではないだろう。
...そんなことを言い聞かせながら過ごす日々だけど
休んで良かったと思える今。

これからも「休む勇気」を持っていたい。
そして、自分の周りの人がしんどいとき、
苦しいときに「休みたい」と言いやすい
程よい"ゆとり"をもって生きていたい。

そんなことを感じるこの頃です。



(私が言えることではないけれど)
頑張りすぎてしまうあなたへ。

たまには休んでいいんだよって伝えたい。
しんどいときは「しんどい」って
苦しいときは「苦しい」って
言っていいんだよ。
迷惑だなんて思ってはなくて、
どんな些細なことでもSOSを出してくれたこと自体を喜んで受け入れてくれる人がいる。
少なくとも私たちのお母さんはそんな人です。

高熱と喉の痛みで
ふわふわしながら過ごす "いず" より

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