「休む勇気」を持っていたい。
少し体調が悪くてもお母さんにはバレないよう
明るく振る舞ったり。
少し熱あるかもと思いつつ、
職場で言い出せず踏ん張ってみたり。
実習中に包丁で手を切っても言い出せなくて
トイレに篭ってしまったり。
迷惑かけてしまうことが怖くて、
休むことに止めどなく不安があって。
隠し通そうとしてしまうことが多いのです。
(迷惑かけるのが怖いのではなくて、
できない自分がバレてしまうのが怖いのでは?
...なんてことを思いつつ、
今回はそこには触れずにいきます)
だけどそれって
本当に周りに迷惑かけない行動なのだろうか。
体調不良の中出勤するほうが今の時代、
逆に迷惑なのではないか。
あまりにも自分勝手なのではないか。
「休む」という勇気こそ大事なのではないかと。
*
「コロナ陽性になりました」と
報告するのにどれだけ勇気を振り絞っただろう。
濃厚接触者のピックアップ、
シフトの調整の連絡に
どれほど申し訳なさを抱いただろう。
それでも早くに報告したから、
感染が広がることもなかった。
シフトの調整もスムーズに行ってもらえた。
なにより自分自身が高熱と喉の痛みが
しんどい中で療養に専念できている。
自分が思うよりも自分の存在なんてちっぽけで
休んだところで社会が止まる訳じゃない。
だったら無理せず
頑張らなくてもいいのではないか。
頑張ることはできるから、
しんどいとき、苦しいとき
「少し休みたい」「助けてほしい」
そう言える勇気持っていたいなと。
*
1週間休んでの再出勤は少し怖いけど、
きっと大丈夫だろう。
自分の考えすぎなだけ。
周りの休みをなんとも思わないのと同じように
周りは案外、自分の休みを
なんとも思っていないのではないだろう。
...そんなことを言い聞かせながら過ごす日々だけど
休んで良かったと思える今。
これからも「休む勇気」を持っていたい。
そして、自分の周りの人がしんどいとき、
苦しいときに「休みたい」と言いやすい
程よい"ゆとり"をもって生きていたい。
そんなことを感じるこの頃です。
*
(私が言えることではないけれど)
頑張りすぎてしまうあなたへ。
たまには休んでいいんだよって伝えたい。
しんどいときは「しんどい」って
苦しいときは「苦しい」って
言っていいんだよ。
迷惑だなんて思ってはなくて、
どんな些細なことでもSOSを出してくれたこと自体を喜んで受け入れてくれる人がいる。
少なくとも私たちのお母さんはそんな人です。
高熱と喉の痛みで
ふわふわしながら過ごす "いず" より
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