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毎朝5分で「片付け脳」をつくる 3月−6

 春は就職や就学による環境の変化などで新しい生活が始まる区切りの季節です。暮らしの中に新しく必要になるものが入り込んでくると同時に、不要になるものも生まれます。これらをしっかり区別して片付けることで、気持の準備も整い新しいスタートが切れるのです。そんな“片付け力”で新生活をステップアップしましょう!

“片付け力”は個人差があります

 世の中には片づけが得意な人もいれば、苦手な人もいます。これは「計算が得意だが絵を描くのは苦手」といったことと同じ、個性。

大切なのは自分の個性にあった片付け力を身につけることです。片づけが苦手な人は、一気に広い場所を片付けようと考えても、うまくいきません。ものを「分類」して、「空間把握して収納場所を決め、その収納方法を考える」脳の回路がうまく働かないからです。まずは小さな場所でシンプルな片付けの習慣をつけていきましょう。

5分だけ限られた場所を片付ける習慣を

 まず目指したいのは「5分だけ小さな場所を片付ける」習慣。食事前5分、就業前5分、テーブルやデスクの上に何もないことを目指します。次の手順でやってみましょう。

 ・まずテーブルの上のものを大雑把に分類して山にする。郵便物、文具、雑貨など3つか4つぐらいまでの区別をして山にします。

・できた山を見て、その分量に合ったかごやバスケットなどシンプルに放り込めるものを用意します。量を見てから用意するのがコツ。

・毎日、食事前や就業前になったら、とりあえずこのかごの中にテーブルの上のものを分類して入れていきます。「テーブルの上に何もない」習慣を最小限の労力で習慣にする。ここがスタート地点です。

慣れたら同じ方法で、「寝る前5分だけ居間を片付ける」にもトライ。小さな習慣を取りれながら少しづつ空間を広げていきましょう。
 継続は力。ちょっとづつの積み重ねで、確実に「片付け脳」が育ちます。あきらめずに頑張って!

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