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毎日の料理、このひと手間でグンと楽に 10月−3

 さまざま食材が目にも嬉しい秋の到来。便利な道具を上手に使って一手間をかけておくだけで、そのあとの料理がグンと楽になります。時短にもつながる下ごしらえのコツをお送りします。

玉ねぎは切ってから冷凍しておく

 家庭の常備野菜でもある玉ねぎですが、皮を剥いたりみじん切りにするのは、意外と面倒。私は買ってきたらその足で、いくつかは千切りにして、密封できる袋に入れて冷凍してしまいます。
 フードプロセッサをお持ちの方は、みじん切りにしたものを冷凍しておくととても便利。使うときはそのまま、フライパンや鍋に入れればOK。冷凍により繊維が壊れるので、短時間で火が通るため、普通に作ると20〜30分はかかるあめ色玉ねぎも、5分ほどで完成します。思い立ったときにすぐ使えるので、冷凍庫の常備品にしておくと、一人分のチャーハンやスープを作るときにとても便利です。

野菜はミックスして冷凍

 さつまいも、ごぼう、れんこん、人参など秋に旬を迎える野菜は積極的にいただきたいもの。ただ、こうした根菜類は洗って皮を剥き、切りそろえる手間で、調理時間の多くを使ってしまいます。
 時間があるときに、煮物やシチュー用の野菜は切り分けてからミックスして準備しておくと、帰宅後の忙しい時に手間がはぶけて助かります。ただ、レンコンやごぼうなど、アクの出やすい野菜は冷蔵では時間が経つと変色してしまいます。酢水に漬けてからラップでしっかりとくるみ、さらにチャックつきの袋に入れて、ストローで袋の中の空気を吸い出して真空に近い状態にしてから冷蔵庫保存すると3〜4日は鮮度を保てるのですが、これではちょっと手間がかかりすぎです。

 葉物を含むほとんどの野菜は冷凍できますので、切ってミックスしたら冷凍しておくのが一番のオススメ。冷凍なら、レンコンやごぼうが変色することもありません。ただ、シチューなどによく使うじゃがいもは、残念ながら冷凍不可。代わりに大根を乱切りにしたものを混ぜておくと、和風の煮物だけでなく、シチューにもカレーにもよく合います。 
 じゃがいもは煮崩れやすいですが、大根は2日目でも煮崩れないので、煮込むほどにおいしいカレーにはぴったり。大根も冷凍することで繊維が壊れて、煮る時間が短縮できるという利点もあります。

 ミックス冷凍野菜、作っておくと本当に便利です。

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