フランスでしたかった100のこと no.21 フランスの国技とも言われているデモに遭遇する

画像1 地下鉄に乗っていたら、あと少しでNationの出口が封鎖されるので降りられなくなるよ、という(ような)アナウンスが聞こえて、乗り換え駅だったのであわてて降りて外に出てみたら、大通りをトラクターが埋め尽くしていた。農作物の価格急落などへの支援を訴える農家の大規模デモ。フランスの国技とも言われているデモは、もうその規模が日本と比べ物にならんくらいすごい。
画像2 シュプレヒコールしながら練り歩くというより、音楽かけてめちゃ陽気に集まってどこか楽しんでいる感がまだあった2015年のこのころ。ただ、発煙等のようなものが使われたりするので、早々に退散してきたのを覚えてる。こんな大規模でなくとも、ちょっとしたデモはパリの街のあちこちで日常的に遭遇。伝えること、主張することは素晴らしいけど、急いでいるときはとても困る。
画像3 これは2019年、モンパルナスで遭遇したジレジョンヌ(黄色いベスト)運動のデモ。燃料費の高騰をきっかけに2018年から始まったけれど、このあたりからフランスはとてもきな臭くなった。トラクターのデモがちょっとなつかしいぐらい、2023年現在のパリは不満に溢れていてちょっと怖い。そして悲しい。パリはちょっと変わってしまった。そんなお話はブログで書いています⇨http://izoomi-momo.jugem.jp/?eid=1243823

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