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気持ちの切り換えには「場を離れる」のが一番 10月−9

 主婦は、家庭という職場で24時間仕事から離れられないでいるようなもの。職場という環境の中で、気持ちだけを切り替えようと思っても難しいように思います。リフレッシュのためには、職場を離れることが一番です。
 ただ家を離れればよいのではありません。それが夕食の買い物や子どもの送り迎えでは、頭や心が「家の仕事」からは解放されず、休息にはつながらないからです。

 また、手芸や読書など、家でできる趣味でリフレッシュしようと思ってもなかなか気持ちは開放されません。子育てや介護で家を離れにくいと思っている人は特に、頭もからだも家庭から離れられる時間が大切です。
 とにかく、家を出ましょう。そして、どこか安心できる、別の場所に移動しましょう。

 以前、そうして家を出たお母さんが、結局子ども服を見たり、子どものお菓子を買うだけで帰ってきてしまった、ということがありました。普段の行動半径が狭いと、リフレッシュ目的にいざ出かけても、どこへ行けばいいのかわからない、ということになってしまいがち。
「でかけていける場所」は、バリエーションが多いほどいいと思います。好きなカフェ、リラックスできる日帰り温泉、少し離れた街の図書館、のんびり景色を楽しめるバスの路線など、日頃から気を配ってみてください。

 また、「いつか時間があいた時に」と思っているだけでは、いつまでたっても「またいつか」と先送りになってしまいがちです。 家事は終わる時間を決めて取り組み、日々に自分時間もきちんと予約してスケジュール帳に書き込んでおきましょう。
 好きな講座や教室を申し込んで、曜日や時間が決まっていることを定例化しておくと、家族や周囲への協力もお願いしやすくなります。

 短時間でもいいので、リフレッシュタイムも必ず確保して。

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