親が亡くなったら

医師に死亡診断書を書いて貰い、死亡届と火葬の準備が基本。
葬儀屋に依頼すれば役所に死亡届と火葬の手続きをしてくれる。

葬儀屋は介護老人ホームや病院だと提携先があるが、あれこれ揉めるのが面倒なら「くらしの友」にでも入って満期なっておけば45万円や100万円のプランが使えるし当然プロなのでご遺体の引き取りや保管、葬儀の全てをお任せでやってくれる。
ウチの家族は「くらしの友」べったりで大変助かっている。これは親父の時に葬儀費用で結構揉めたので解決策として決めた。

葬儀が終われば、すぐ(数日後でOK)に区役所に行き保険証関連を返却して年金をとめて貰う。
ただ年金は後払いなのでタイミングによっては年金事務所に行って手続き。
その手続きで年金の源泉徴収を貰う準備をする。おそらく1,2ヶ月かかる。
その源泉徴収を持って準確定申告をする。亡くなって4ヶ月目までなので時間的余裕はあまりない。

相続の手続きは10ヶ月以内。
これも財産目録が無いとかなり大変。通帳があればマシだけどないと銀行口座を把握するのは大変。
土地建物は固定資産税で把握できるだろう。5月6月あたりにいろんな自治体から送られてくるはずだ。
※たくさん不動産を持っていればね

固定資産税は市場の7掛けなので相続税は8掛け。固定資産税を7で割って8で掛ければ概ねの額はわかる。
土地の評価額は1月に決まり7月1日に公開される。
銀座の和光ビルが1坪いくらとか、全国で上がった下がったというのが話題になるのが7月なのはそれが理由。

バカ正直に相続税を払うケースもあるけど、評価額が実売とかけ離れているケースなど異議申し立てができる場合もある。
財産のある人は税理士や弁護士費用をケチったらダメ。これで何千万、何億円も変わることがある。

高齢者の葬儀費用の申請や生命保険などはあとからでも問題ないけど半年以内には手続きをしておいた方が揉めずに済む。
相続の話は後にも続くけど、手続きで面倒なことは生前にこなす方がよい。

たとえば携帯電話の契約などは名義を親から自分に換えておけばすぐに解約できる。
また携帯電話の電話帳は親に確認しておいて亡くなったら誰に連絡するかを決めておくとスムーズ。
遺影を早めに取っておけとは言わないけど、これも元気なうちの撮っておくべきだね。

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