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"Black Lives Matter"がU30世代の高い関心を集める

何気なくTwitterのタイムラインに流れてきた「U30世代が選んだ!2020年注目ニュースTOP10」。NO YOUTH NO JAPANという団体の存在を初めて知りましたが、内容に興味を惹かれて視聴しました。

BuzzFeed Newsと、U30世代のための政治と教科書メディア「NO YOUTH NO JAPAN」が共同で、10~20代を対象に、今年最も気になったニュースをアンケート調査。約242件の回答を元に、ランキングを発表しました。

体感的に、またコメント欄を見ても、日本の平均的な10〜20代とは違うような・・・?と思われますので、より厳密には「政治や社会問題に関心のある10〜20代が最も気になったニュース」という表現になるかもしれません。

それでも、1位が "Black LIves Matter"問題、というのが意外で興味を持ちました。

Black Lives Matterとは?


Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター、BLMと略される)とは、アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為をきっかけにアメリカで始まった人種差別抗議運動のこと。
BLM運動といえば、2020年5月に米ミネソタ州ミネアポリスで、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人の警察官に首を8分46秒圧迫されて死亡したいわゆる「ジョージ・フロイド事件」を受け、全米に広がっていった抗議運動が有名だ。このデモをきっかけにBLM運動が生まれたと思われることもあるようだが、実際、BLM運動のきっかけは2012年2月に米・フロリダ州で起きたある事件だと言われている。

(引用元:https://ideasforgood.jp/glossary/black-lives-matter/

米国の人種差別問題は、これまでも繰り返し問題になっており、抗議行動も度々行われています。2020年5月の痛ましい事件を目にしながら、いつの間にか、「またか・・・」と感覚が麻痺していた自分がいました。繰り返される不正義に、諦めずに抗議をすることの大切さを痛感し、「関心を寄せないことは肯定していることと同じ」なんだと反省しました。

なお米国では、クラッシィ社(Classy)が寄付者の動向に関する調査「Why America Gives 2020」結果を2020年11月に発表。その中で、BLM問題と寄付動向の関係についての記述がありました。
参照:https://go.classy.org/report-why-america-gives-2020-charitable-giving-trends

概要は下記のとおり(※翻訳はプロの監修など受けておりませんので、ご了承ください)。

全米におけるBlack Lives Matterの抗議運動では、行動を呼びかける声が多い中、人種差別との闘いに向けた意識改革と資金調達が行われてきました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と同様に、この運動は寄付の行動や態度に大きな影響を与えました。調査では、COVID-19のパンデミック(59%)、政治情勢(19%)に続いて、最近の社会的不公平(social injusutice)(17%)が、2020年の寄付に最も影響を与えたと回答しました。

それにしても、NO YOUTH NO JAPANさんのinstagramのフォロワー数は5.5万人!いやもうびっくりです!政治や社会という重いテーマをわかりやすく説明しているinstagram、スマホで見るとデザインがスッキリしていてとても見やすい。

noteの記事もチェック、チェック!
https://note.com/noyouth_nojapan

今後の活動に期待しています!頑張ってください!


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