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出雲重機ワークス Music and More ...
Twitterが縦長画像をそのままの比率でサムネイル表示できるよう仕様変更されたので試しに過去に製作した画像を投稿したところ沢山いいね&RTいただきました。
— 出雲重機 / IZMOJUKI 公式 (@izmojuki) May 8, 2021
この絵は、2004年に製作したものです。
MTV Japanの下請けでデザインなど制作させていただいていたのですが、当時のキャンペーンのスポットに「出雲重機」をフィーチャーしていただきまして、その際に製作した映像中に登場するCGIの重機のイラストです。
拙書「出雲重機 INDUSTRIAL DIVINITIES」(2006版)に掲載がありますが、実際のデザイン画はこんな感じです。細かい設定などはありません。あくまで「音楽を街に届ける何か」というコンセプトを出雲重機の形でアウトプットしました。
『東京下町に溶け込む音楽重機』という映像が木津裕史監督(P.I.C.S.)と株式会社スパイスにより製作されました。ナレーションは坂本真綾さんです。同行させていただいた撮影はとても楽しく良い想い出です。木津監督にはその後「amp」という音楽番組のオープニング映像でもこの重機の発展型を採用いただき、またVideo Music Award Japan 2006でも一緒にお仕事をさせていただきました。
最近の木津監督は Who-ya ExtendedによるTVアニメ『呪術廻戦』第2期OPテーマ「VIVID VICE」のミュージックビデオを監督されたり、最近は2019年にイタリアで行われた「RETRO AVANT GARDE FILM FESTIVAL」という映像フェスにて作品「14」がBEST MUSIC VIDEOを受賞したりとご活躍中です。
私はこのごろはアニメ関連の仕事がメインなのですが、思い返すとアニメの現場以外の分野のほうがこういうアートなスタンスであったり実験的なデザインについては寛容だったように感じます。また木津監督と映像作れたらいいなぁ。