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「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」1話〜4話を振り返り

21日に第4話が配信され、予定されている全16話のうち早くも4分の1が消化されました。大興奮の1話から最新話までの展開をおさらいしてみたいと思います。
ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意下さい。

「?」のついた識別コードはクロスヘアーの「CT-9904」から推測

本作の主役である「不良分隊=バッド・バッチ」はアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」のシーズン7に登場し、レックスやアナキンらと一緒に大活躍しました。
本作では救出されたエコーを迎えて「クローン・フォース99」は5人体制に。

劇中、彼らは他のクローンを「レッグ(Regs)」と呼びますが、「レギュラー・クローン(Reguler Clones)」の略称です。自分達が特殊であることに対し「普通の奴ら」とバカにしているわけです。

1話》ではオメガが「クローン」である事が明かされましたが、彼女が本当に5人目なのか?加えて素直にジャンゴの遺伝子が起源と取っていいのか謎ですね。

「クローン・ウォーズ」直系だけに「クローン・ウォーズ」のクロスオーバー率が高く、《2話》ではその後の様子が気になっていたカットが登場。レックスが独自に活動している事も明らかに。そして「マンダロリアン」に登場したフェネック・シャンドが早くも出現。今後の動向が気になります。

ファンの間で物議を醸しているのは《1話》冒頭のデパ・ビラバの最期に関する状況に関して、正史として2015年にリリースされたコミック「スター・ウォーズ:ケイナン」で描かれた内容と差異が生じていることです。

これについては、過去ジョージ・ルーカスがエピソード1〜3を製作する際に、スピンアウトの設定を取捨選択して映画製作の都合を優先した事を思い出しました。ルーカスの弟子のデイブ・フィローニが製作総指揮として本作にどの程度影響があるのか不明ですが、ルーカスのそうした判断を踏襲している可能性は高いように思います。当時もスピンアウトを愛好していたファンからは不満の声が上がっていましたが、それが今回の状況に似ていると感じました。

「アウトサイダーな大人が純粋な子供と疑似親子になる」という構図は「マンダロリアン」と被ってるようにも見えますが、バッド・バッチを取り巻く状況はディン・ジャリンよりも過酷なようでもあり「パーフェクト・ワールド」や「レオン」のようにもしかしたら残酷な最後が待っているのかも、という予感もしています。今後の展開が本当に楽しみです。

最後に、吹き替え版で大活躍の役者 金田明夫さんを讃えましょう。リスペクト!