私は料理ができない

 Twitterでも何度も言ってるし分離したチョコレートも作ったし、レンジで何かを爆発させるということもした。


 私は、料理が、できない。


 では何故できないのか。

 勿論包丁の扱い方なんかは、褒められたものじゃない。家庭科でよくこれに単位くれたなってくらいだし、中学の頃の家庭科教員には匙を投げられた。そして、親にも。


 でも、よくよく思い返してみれば、だ。

 私は言うほど料理ができないってわけでもない。

 臆することなく魚を三枚に下ろしたし、その後食べられる味にも焼けた。

 技能はないけど、それなりの大雑把飯みたいなもんは作れるはずだ。

 だが、コンビニで買ったごはんか、レトルトを空ける日々。

 私は弱視なのでそれで料理ができないのだとある時からずっと思いこんでいた。

 しかしネットで私よりも視力のない人に出会い、

もしかして、料理ができないのは、目のせいじゃないのかもしれない?

と思った。

 とはいえ、その頃はその人が特殊な感覚持ちでやり慣れているからだと思っていたし、今も割とそう思っている。

 弱視で日焼けできない体質の私だってスキーをすると言ったら、驚かれても仕方ない。

 それでも、私は小さな頃からスキーをしていたのでできるのだ。

 マジかよ……となるだろう。

 この点に関しては人それぞれの特殊さがあるのだ、ということで納得した。

 でも、私が料理できない原因が視力ではないかもしれない説はネットで出会ったその人の特殊さという話では消えない。

 私とその人は独立の存在だからだ。


何故料理ができないのかを自己分析しながら考えていこうと思う。



生きる糧になります。