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クマは被害者じゃないか?

山を歩いていると、動物の臭いを強く感じることがある。
こういう経験をした人は多いと思う。

多分、たった今までクマなどの大型動物がいたのだろうと思う。
証拠はないが、ニアミスを犯しているのだと思う。

私の友人で、雲取山でクマに追いかけられた男がいる。

歩いていたら、イヌがじゃれているのを見かけたそうだ。
気にしないで歩いていたら、突然後ろから「ガオー」と追いかけられたらしい。

びっくりして必死に走って逃げたそうだが、じゃれていたのはイヌじゃなくて子熊だったのだろう。

北海道の羅臼を登った時、途中でバテて独りで下山した友人がいる。
彼は下山の途中でヒグマが逃げていくのを見たという。

クマが逃げてくれたのだから、彼は幸運だったのだろう。

ところで、最近クマが人里に現れることが多くなったらしい。
これはお互いに不幸なことだけど、加害者は人間ではないか?

人間がクマの生息域を犯しているのが原因だと思う。

例えば、メガソーラーを設置するために木を切り倒してパネルに変えてしまう。そこがクマの縄張りなら餌がなくなる。

クマの体格を考えたら結構食べるだろうし、テリトリーも広いはずだ。

ソーラーパネルで自然を破壊するのは、天に唾を吐く所業だろう。
いずれ深刻な事態を招くに違いない。

そして莫大な金を使って原状回復しようとするだろう。
その費用は税金だろう。
つまり、国民が負担するわけだ。

冗談じゃない。
いい加減にしろと言いたい。