仕事にやりがいを見出すのは、想像力だ。
これは2018.04 22歳
働く意味について考えてみよう。
なんのための仕事か。それは各人が自由に想像していい。やりがいを感じられる時と感じられない時の違いについて分析することにした。
【お金のために働くこと】
仕事の充実度を決める大切な要素のひとつに、やりがいがある。曖昧な言葉だけど、仕事を頑張ろうと思う理由。
労働者は、労働の対価としてお金をもらうことがやりがいに繋がっている。だから労働者のモチベーションを高めるために、仕事の進捗具合で給料が決まる成果主義を取り入れる企業が増えている。
しかし個人的に、お金だけがやりがいの仕事ってもったいない。働いている時間を犠牲にして、それ以外の時間を充実させるために使う。これって、仕事が生活するための手段でしかない。
そうではなくて、仕事が生きる目的のひとつになれば、働いている時間さえ楽しむことができる。人生の大部分を占める仕事の充実度こそ、幸せの指標になりうるのではないだろうか。
【仕事内容よりやりがいが大事】
仕事にやりがいが感じられない人にぜひ紹介したいエピソードがある。Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏がスピーチで引用した話だ。
仕事にやりがいを感じられないのは、決して仕事のせいだけではい。あなたが仕事にやりがいをみつけられていないから、つまらなく感じてしまっている。捉え方ひとつで物事は大きく変わるということを、この清掃員は教えてくれている。
何のために働いているんだろう。この清掃員は人類を月に送るために働いていた。それならば漁師の僕は日本の食卓を支えるために働くことができる。
目的意識をもつ想像力さえあれば、やりがいなんていかようにもなる。このブログだって、あの子が読んでくれている……なんて想像するだけで、至高の喜びを感じることができる。
【やりがいを見つける方法】
僕はやりがいをみつけるのがとても得意だ。どこで培ったかといえば、無給インターンシップの経験が大きい。
一次産業の生産現場で働くために、いろいろな場所で仕事を体験させてもらった。その間、基本的にお金にやりとりはなし。だから労働の対価として別のものを自分に用意してあげないと、やる気がどんどんなくなっていく。
「どうして夏「休み」なのに、こんなに汗水流して働いてんだ……」。モチベーションを失ったときは本当に辛い。
そんなときは、その「どうして」を突き詰めて考える。自分は一次産業の生産現場で働いて、自分の暮らしに必要なモノがどのように作られているのかを勉強するためにここへきた。そんなふうに労働の目的を再認識することによって、再びやる気が湧いてくる。
想像は誰にも邪魔できない。いまやっていることを単体で捉えず、その先をイメージする。パソコンでカシャカシャ文字を打っていることではなく、この文章を誰かが読んでくれることに思いを馳せる。その想像力こそ、仕事にやりがいを見出す秘訣である。
何のために働こうか?
ビッグな目的を考えながら、目の前の仕事を楽しんでいきたい。
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