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お金じゃなくて経験を貯める。自分の価値を高める生き方。

2018.04 22歳

変わりゆく時代のなかで、より自由な生き方を選択できるようになった。だからこそ生き方に悩むのだけれど、僕たちはどう生きていけばよいだろう。

【誰もが発信できる時代】

今までは、情報を収集・拡散する権力をマスメディアが握っていた。僕も大学入学当初はマスコミ志望で、文章を書くことによって人に想いを届ける仕事がしたいと考えていた。

しかしネットやSNSの普及で、すべての人が発信できる時代になった。より発信力のある媒体が影響力をもつという状況は変わりないが、マスメディア以外も平等に力をもつことができる。もはや情報発信において、プロとアマチュアの境界線はない。

【自己ブランディングの時代】

このブログの活用について、僕は名刺代わりに使えたらいいと考えている。僕という人間はどのような考えをもっているのかが、このブログを読めばだいたいわかる。

そんな媒体にするために、自分の信念やこれからの時代の変化についての所見を書き溜めていく。

なぜそんなことをしているのか?それは、これからはより自己ブランディングが重要な時代になっていくからだ。

【お金とモノの価値は下がる】

資本主義の発展は国民の間に格差を生み、経済的な豊かさが追求されるようになった。生活するために必要なモノを手に入れるための時代である。

それがいつしか、モノの供給が需要を上回る、つまり必要以上のモノが出回るようになった。経済的な豊かさを十分手に入れた日本人は、モノでは満たすことのできない精神的な豊かさを目指し始めている。

この精神的な豊かさとは、お金では測れない価値である。お金でなんでも買える時代だからこそ、お金の価値はますます低くなっていくだろう。

お金の価値が下がるから、モノの価値が上がるというわけではない。そうではなくて、お金で買えるモノの価値全体が下がっていくはずだ。

機械化・AI化によって、生産効率はこれからも格段に増していき、モノはより簡単に生産できるようになっていく。

【これからの時代に価値あること】

これからは自己ブランディングが重要な時代になると書いた。それはお金では買えないものとして、人間の想いが価値になっていくからだ。

どんな人生を歩んできたか。そしてその人生のなかでどのようなことを感じてきたか。その感性や信念を込めて作り上げたモノこそが、時代に沿った形で価値として認められる。

お金を銀行口座に貯めることよりも自分自身の心をブログで書き溜める方が、今後の人生を見据えた「貯金」になる。価値が下がるお金は自分のやりたいことに費やして、それによって手に入れた経験を積んでいく。これが僕の「貯金」に対する考え方である。

【消費の考え方が変わっている】

機械化・AI化によってモノが大量生産されていく。価値が低くなり、簡単に手に入れられるようになったお金で、大量生産された安価なモノを買う。

お金から解放された近未来人は、仕方なくする労働をやめて、本当に自分がやりたいことに時間をかけられるようになる。自分のやりたいことに対して情熱や信念を注ぎ込むことができれば、その想いそのものが価値になる。

価値を活用してできることはいろいろある。「叶う夢を増やそう。」というキャッチコピーで人気を集めるVALUは、その人自身が自分の価値を活用して支援金を集めるサービスだ。

ほかにもクラウドファンディングは、個人がやりたいという想いを表明することによって、賛同する人がお金を支援するサービスである。

企業の経営方針としても、CSV(Creating Shared Value)が注目されている。これは社会のためになることをして、それが経済的な価値にもなる事業のこと。

社会貢献を単なるボランティアではなく事業として成り立たせることができるのは、その企業の想いに価値を感じて経済活動をする消費者が増えたからこそである。

【共感を集めてモノを売る】

いまやっていることで、価値にならないことはひとつもない。要はそれをどういう風にとらえて自分自身の価値にしていくかどうかだ、

自分の想いを発信して共感を集めることが、商売の基本になる。なにをしていくにしろ、このベースの部分を常に磨いていくことが大切なのだ。

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