僕は高校生まで、世間体を気にして生きてきた。(自分史#4)
なぜあなたはあなたで、僕は僕なのだろう。自分がなぜこのような人格で、いまの人生を選択しているのか。突き詰めて考えていくと、必ず子ども時代の体験に遡るはずだ。今回は、自分自身の生まれ育った環境、すなわち原体験について雑多に考えてみようと思う。
原体験とは、記憶の底にいつまでも残り、その人がなんらかのカタチでこだわり続けることになる幼少期の体験だ。家庭や学校などの環境が大きく影響し、自分自身では選択できない。だから原体験とは後天的ではあるものの、その人の人格を無意識に決定づけることになる。
原体験を得た幼少期から一気に高校生まで、僕の学生時代を振り返る。
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